しもきた大旋風

しもきた大旋風行ってきた。メンツもさることながら、ネタ順もスペシャルライブっぽい。
風藤松原は「究極の選択」。新ネタだー。松原さんが小さいリングノート持ってる公開ネタ出し系。アンパンマン黒柳徹子ネタが多かった。
しかし松原さん、最近見る度に幼児化しているような……。今日はアンパンマンアンパンマン連呼してたせいか特に。ほんとにあの人がもうすぐ40歳ってどういう仕組みなんだろう……。
最後は仲良しな感じというか、眼鏡のフレーズが色っぽいなと思ってたらやっぱり(笑)。別居(を公表)してからの方がネタで仲良しな感じをよく出してるのが不思議なような腑に落ちるような。でも新ネタの最後らへんで仲良しのくだりを持ってくるのは、絶対受けるから安心感があるんじゃないかしらと思っている。


トップリードが単独からさっそく「幸せ過ぎてこわい」を。和賀さんのかっこよさに磨きがかかっていた。


三四郎の「もしもピアノが弾けたなら」。最近見る三四郎は、去年の一時期みたいな物凄い受け方はしていないけど、このネタ大丈夫? 破綻しない?ってはらはらしながら笑う感じはまさに荒くれ漫才師の名にふさわしく、私にとっては三四郎を見た満足感がある。去年のネタは、名刺的で爆発しやすいネタだったのかなーと今になって思う。見てるときは笑うばっかりだからさ。ならばこれからの漫才がますます楽しみだなー三四郎。小宮さん小説書いたりしないかなー。


ジグザグジギーの通販の電話のネタ、「満月」とか「椅子取りゲーム」の繰り返しネタとは違う系譜。「なめとこ」はその間くらい? ジグザグは事務所ライブで見る機会がないこともあって、ジグザグ=繰り返しネタの印象だったんだけど最近毛色が違うのを見る機会が続けてあって印象がかわりつつあるところ。


積極的に追いかけてるコンビ以外でも、こうやってやるネタの大きな傾向の変化をみられるのは楽しいことだわネー。全部見ていないからこそ、変化にびっくりする。
編年体の歌集読んでる時と似てる。好きな歌人の全ての時代の歌が好きってことはあんまない。だから、読み進めるほど好きだと嬉しい。次を楽しみに待てるから。初期作品群が一番好きだと、次の歌集は買うほどには好きな歌がなかったりする。


企画の10秒エピソードトークの高佐さんの戦略が、ちょっと底知れなくてまいった。私はユーモア軍団見ないから想像なんだけど、そう言うところで磨かれたのかなと思わされる特段の発想だった。普通のライブのエピソードトークであの手法はまずないだろう。ちょっと凄すぎた。


風松は企画もトークもなしでEDMC。「Ash&D総出で来ました」と言うAsh勢のかわいらしさと、さっさんに端を発した阿佐ヶ谷姉妹いじりが楽しかった! 風藤さんがミホさんにぐえーってやったり、永沢さんがお姉さんスカしたりして、見てたみんなが「もうできあがってる!」って笑ってて、素敵な光景だった。