節目かは知らない

第294回 ラ・ママ新人コント大会
2/24 渋谷La.mama 19:00


若武者第十七陣
2/25 新宿Fu 14:00
【出演】ピテカントロプスジグザグジギーツィンテル浜口浜村、ねじ、ラブレターズ、イシクラノオノ、巨匠、パルパティーンシーランドぽ〜くちょっぷ、高橋小形、ひよしなかよし
【結果】優勝:ジグザグジギー、2位:ねじ、3位:パルパティーン、4位:浜口浜村、 5位:巨匠、6位:ぽ〜くちょっぷ


金曜日は当日券でラママに行ってきました。Hi-Hiが追加になったのと、「ジグザグジギーうしろシティラブレターズツィンテル」という、あまりに意志を感じる準1本を見ておきたいなと思ったので。あと阿佐ヶ谷姉妹とスギタヒロシさんがいたのも大きい。
翌日土曜日は若武者第十七陣とワラネタ90分のダブルヘッダー。若武者は高橋小形を見に行きました。とても緊張していたなぁ。で、お客さんの方が慣れてるから「K-PROだから緊張してるね!」とわかっちゃうという。しれーっとやるのがあそこの味だと思うので、緊張が見えてしまうとちょっと笑いづらい。だんだんとものにしていってほしいなーと思います。


で、ラママと若武者を続けて見たら、なんかすごくおもしろいことになってました。若手コント師界は群雄割拠だなぁ。
私は去年、真っ先に売れるのはうしろシティだと思っていたんですが、一歩抜けたのはKOC決勝に行ったラブレターズでした。
ラママでの拍手の量はジグザグジギーうしろシティツィンテルラブレターズでした。
若武者ではジグザグジギーが余裕の1位、レギュラー状態だったラブレターズツィンテルが落ちるという波乱の結果でした。
ラブレターズはどちらも同じ「反抗期」のネタ。KOCの2本目もそうらしいですが、ラブレターズは「このネタがやりたい!」という意志が強いみたいなので、若武者では「このネタで受けたいんだろうなー」と思いながら見ていました。正しくは座りネタなのでほぼ見えなかったのですが。
ツィンテルは、初見から長いこと「たくさんネタがあってどれもこれも受ける」という印象のコンビだったんですが、最近はちょっと苦戦しているように見えます。見ている方がツィンテルの高い演技力に慣れちゃったのかな。私含め。
そんでここのところ躍進目覚ましいのがジグザグジギー。過たず彼らを推してるあたりマセキはさすがだと思います。しつこい持ち味そのままに、緩急や最後の一転がにくいほどうまくなってました。もうトッパレで良いのでは。


一日の終わりに「今日は雨でした」と言っても一日の内には降ってる時もあれば止んでいる時もあるように、1回のライブで誰が受けたか受けなかったかなんてことは後になってみれば売れた人にフォーカスして、小数点第二位以下のように丸めて語られてしまうことであっても。
なんにせよおもしろいものを見られた2日間でした。