座・高円寺 1/27 19：00
スピードワゴン、２丁拳銃、ホーム・チーム、ゆってぃ、磁石、ラバーガール、THE GEESE、夙川アトム、佐久間一行、チーモンチョーチュウ、アームストロング、三拍子、アルコ＆ピース、風藤松原、ランチランチ、ヒカリゴケ、カノン
チケット獲ってからずっとHP見に行ってなくて、前日に見たらものすごい人数になっていたので「これ何時に終わるの……」と戦いた行列の先頭。実際はさくさく進行して、19：00開演で21：20くらいには終わった。
いまだお笑いに不慣れな私なので、的はずれかも知れないけど、どうにも立ち上がりが重かった気がした。４組目くらいのチーモンチョーチュウまで声出して笑った覚えがない。カノンはちょっと笑ったか。エンジンかかってきたなーと思った頃の夙川氏で暗転ミスがあったのもつらかった。
計３回のMCが、普段トークライブをやっている組み合わせだったようで（三拍子とチーモン、ラバーガールとTHE GEESE、アルコ＆ピースと夙川アトム）そこは楽しかったなー。仲良さそうで。
ランチランチは実はちょっと苦手で、この日もまぁ苦手な感じだったんだけど、単独ライブのチケットが４枚しか売れてないと聞いて心から頑張って欲しいと思った。
アームストロングは、あのほとんど女子な会場であそこまでがっつり下ネタができるのはある意味すごい。たまに水を打ったように静まりかえってたけど。
ゆってぃが出てくるといきなり営業っぽい雰囲気に（笑）。「こないだ狩野英孝といっしょになってね（ざわつく）うん、同じ括り」とか、客席にすぐ対応するあたりも営業っぽい。
以下、おもしろいなーと思った組覚書。
チーモンチョーチュウ「すぐ負けしりとり」
テンポとキャラが絶妙でここで初めて大笑いした。
THE GEESE
タイトルが付けられない。最初オーディションで始まるんだけどどんどんどんどんシチュエーションが変わる。最初、オーディションを受けてる人と演出家らしき人が入れ替わったときは、ああそう言うパターンかと思ったんだけど、その後もずーっと変わり続ける。実はギースのコントって、最初に全部口で言っちゃうのが苦手で（全部逆の意味でとってしまうんです、とか、触ったものの名前を言ってしまうんです、とか）、見る機会が多い割にあんまり大笑いしたこと無かったんだけど、今回は笑った！ 多少辻褄が合ってないところもあるんだろうけど、たたみかける力業にまいった。
アルコ＆ピース「幸福のツボ」
「すべてはおツボさまのために」。おもしろかったー！ 騙されている方が実は騙して……というのはよく見るけど、最後にひねりがきいてるのとなんと言っても演技がうまい！ うますぎる。
ラバーガール「彼女の写真」
ここも演技うまいよなー。おもしろかったんだけど、アルコ＆ピースがものすごく長くやった直後だったので、短い尺がさらに短く感じた。あと、アルコがずっと暗い所でやってたので、最初すごくまぶしく感じた。できれば順序変えてほしかったなー。
三拍子
申し訳ないがネタをよく覚えていない。いないけど、素晴らしいリズムと安定感で安心して笑ったのはよく覚えている。なんか調子でないなーと思いながら見ていたので、ほんとに盤石に感じた。
２丁拳銃
すいませんものすごい今更なのはわかってるんですが言わせてください。２丁拳銃おもしろい……！ 好きになってしまった。ムリコプター流行ると良いですね。しかしあのビートルズの人の声、目をつぶって聞いてるとナイナイ矢部氏に聞こえるんだが。
で、風藤松原は「おもしろい返しをする」。入りはいつもの「芸人はおもしろい返しができないと」なんだけど、問いも答えも聞いたことないのばっかり！ これ新ネタって言うのでは。問いが長くなってるあたりはますます大喜利っぽいんだけど、答えのおもしろさもさることながら、そのあとの掛け合いがね、おもしろくて人柄も関係も出てて好きだーーーー。もう。あれは実に漫才だと思うんだけど。
松：世界三大美男子は？
風：桜井坂崎高見沢！
松：アルフィーだね
風：いろんなタイプがいるからね。ロン毛も、ひげも
松：日本に産まれて良かったね
みたいな。うろ覚えだけど。ふたりで交互にやるパターン。ああ楽しかった……。
終わってみて、良いなーと思ったのが、チーモンチョーチュウ、風藤松原、２丁拳銃って、つくづく怒鳴んないやさしーい漫才が好きなんだな。どっかにこういう草食系漫才ばっかりやるライブないかな。
そうでないにしても、ちょっと組数絞った、色のはっきりしたライブに行ってみたいと思った。
