ドゲンジャーズメトロポリス第1話

「自分、こういう者です」


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今年も始まったー。おめでとー。
YouTubeでリアタイした時は例年に比べてちょっとゆったりしてる? 5分長くなったから?とか思ってたんだけど、その後MXと夜のニコ生は相変わらず体感秒だったので、集中して見てただけだったみたいだ。

毎年あまりにも予想外のところに連れて行かれるので、何話までの時点でなにがわからなかったのか、わかるようになったらわからなくなるのが惜しくて放送期間中はなんか毎週書き留めているのだけど、初回はさすがにわからないことしかない。
わかる部分を拾い集めると必然的に先の予想みたいになるので、予想はしたくない(というか絶対当たらない)ので来週からにしようかなと思ったんだけど、でもやっぱりなにがわからなかったのかわからなくなるのが惜しいという私の変な貧乏性ゆえに書いている。
まぁまだハテナさんも萩野さんも出てないからなぁ。予想もなにもないんだけど。
というか、予告で三つ巴!って言われていた一角が初回で壊滅するなんて夢にも思わないよ! ユズユズに押川組への帰属意識とかなさそうだし、押川組これで終了なのかしら。

これまでの3年で、終わってみて思い返せば一番芯食ってたなと後になってわかるのが、キャッチコピーとOPの歌詞だった。
今年は「実在するヒーロー、実際のヒーロー、」
単純に前者がドゲンジャーズで後者は警察のことなのかなと思ってたんだけど、最後「、」で終わってるんだ(今気づいた)。これはこの後に何かを続けることもできるなぁ。
「実際のヒーロー」も単に警察のことじゃないような。
白石くんにとって、「実際のヒーロー」はおそらく迷子になったとき助けてくれた警察官で、その人を目指してるんだとしたら、歴代主人公の中で初めて、変身しない人間が目標のヒーローなのかもしれない。田中くんと真子ちゃんはドゲンジャーズそれぞれの正義を学んだし、陸くんはグレイトシリーズとそれをやってたお父さんが好きだし。
いや待てよ、白石くんを助けてくれた警察官が生身の人間て保証はないな。修羅の国だもんな。
OPの歌詞も、「君みたいなヒーローになりたい」ってところが今までとちょっと毛色が違う気がする。ドゲンジャーズはみんなちがってみんないいだから、「みたいな」ってところが気になる。あと「褒めて伸びる」も(いい意味で)すごく引っかかるところだけど、これはいつものシャベさん節にしか聞こえないけどはらけんさんすごいのやつかしら。

個人的にものすごく気になるのがマッドサイエンティスト兄弟なんですけど、あそこの掘り下げ回はありますか……! なんであんな息ぴったりのなのに仲悪いの。あんなにユズユズとヒャクトーバンの機構が似てるなら、途中までは一緒に開発してるでしょ。どっかで仲違いしたんでしょそれまでは仲良かったんでしょそこんとこ詳しくできれば幼少期から‼︎
兄弟といえば、ヒャクトーバンとユズユズも兄妹機ってことなんだろうな。私特撮あんま数見てないから特撮にそういうのがあるかよく知らなくて、先に「パタリロ!」のαランダムとプララが出てきちゃうんだけど。
いや私シャベさんの書くキタキュウ兄弟が好きだからさぁ。キタキュウ兄弟の描写そんな多くないのにこれだから、シャベさんの思う「きょうだい」を、がっつりでも垣間見るのでも、できたら嬉しいなと思う。

ユズユズがドゲメンの大事なものを集めに行くようだけど、人が装着するヒャクトーバンの欠点(装着者への過負荷)をなくすためにAIを搭載したということは、似た機構のユズユズは空っぽのガワってことで、がらんどうのからくりが人の大切なもので自分を満たそうとするのかと思うともう切ない。ましてや二重人格みたいで自分が誰かもわかってないんだとしたらどうしてもアイドールちゃん思い出しちゃう。ユズユズには帰る家と仲間ができるといいな……。

しかしユズユズめっちゃ可愛い。MAKOちゃんの時も思ったけど、私に女体っぽいガワにものすごい苦手意識があるのをのけても、女体を強調しないとすごく現代っぽくなるんだなと思った。あのオフショルっぽい外装可愛すぎ。

ところでこれは番組のというより私の変化なのだと思うけど、「やはり私は福岡のことが何もわかってない……」と改めて感じている。
私にとって組事務所構えたヤクザって、リアリティラインで言うと中世ファンタジーのドラゴンと同じくらいのレベルなんだけど、多分福岡の人が見たらこれはもうちょっと違った実感を伴うんだろうなーと。
まぁ以前だったら「福岡の人が見たら違うはず」というのもわからなかったので、バカの山を下って絶望の谷に向かってるところなのかもしれないけど、何かのファンでいるのなんてバカの山のてっぺんで裸踊りしてるのが一番楽しいんだから。

画面外の覚書

何はさておきKBCの体制が変わりましたね。正直よくわかってないけど、どこでもアサデスの配信が終わらなくてほんとーーーーによかった。
ミセタカくんがいなくなったのはこれだったのかとやっとわかった。代わりにユーチューニャーのニャーちゃんの着ぐるみができるとは思わなかった。

今年は初回放送前日に、いろんな人が配信してたのが印象深かった。シャベさんがキャスやってスペースやってキャスやってたのは落ち着かなかったからかもしれないけど、土屋シオンさんやFukiさんのスペースにキャストやスタッフの皆さんも参加してて、これは去年までとは確実に違うなぁと。
巻き込む人の数が多くなり、その人たちが巻き込む人の数もまた多くなり。まぁ私がドゲンジャーズを知ったのは一期初回放送の開始の瞬間なわけで、一期開始前のことは知らないのだけど。そして今でも初回前日にシャベさんとキタさんがやってたキャスが聞きたかったと執念深く思ってるけど(アーカイブない)。
先週の土日はたまたま実家にいたので、近くで聞いてた母が「選挙前の駆け込み訴えみたい」と言っていた。ちょうど統一地方選挙の前日だった。


エストさんのコラボキャンペーン、ついにあのウエストさんがスポンサーに!という感動もあってとてもいい。参加したいが千葉の店舗ではやっていない(関東8店舗中7店舗が千葉にある)。でも嬉しい。


関家具さん今回もコラボCMありがとうございます。

このツイート見て、AHKがあるけど結社のエントランスこんなにお洒落なの……?とか思ってたけどこのCMだった。

CM単体では上がってないけど、山根精機さんの内緒同盟のCMもいいですね。改めて考えると、ピザクックさんとふくやさんのキャラクターがよその企業のCMに出てるってどういうことだろうと思うけど(去年のフィンジアもだが)、この懐の深さが福岡の企業文化なのかなぁと思う。


今年もメイキング嬉しい。ダンゴさん原作aoさん作画のどげんshortもめっちゃ嬉しい!

砂遊び

KYE祭 第1部
キタ:閑散期イベントスックネー‼︎祭
ヤバ:キタキュウマン10周年おめでとう!ここが貴様の墓場だパーティー
エクス:二人にイベント名考えさせるんじゃなかった
3/19 あるあるCity B1スタジオ 12:00


なんで笹井さんがヤバちゃんに入るんだろう、若しくは、なんでシャベさんじゃないんだろう。告知画像を見て真っ先に思ったのはそれだった。

スーツアクターをどのくらい表に出すかは運営ごとに違うけど、私は一番よく見に行く結社がアクターをクレジットしないのと、単に動いているところを見てもどの人かわからないという理由で普段あまり気にしていない。
が、今回は最初からヤバちゃんが笹井さんと告知されている。笹井さんがヤバちゃんに入ったところ見た事ないし、明かされているならそれを理由に見に行くのもいいだろうと思った。
結果、行ってよかったし、見られてよかったし、ヤバちゃんを演じたのが笹井さんだということで物語もアクションも刺さりまくってしまったのだけど、予告されていなかったら見ても中身が笹井さんとは絶対わからなかったと思う。それで、笹井さんと知らないで見た時と、知ってて見た実際のところでは、受けた衝撃が全然違ったと確信できてしまう。
これはどうなんだろう、予備知識ありきの感想は、ショーそのものの感想なんだろうか?と思わなくもないのだけど、でもなぁ、肩書きとレイヤーがいくつあるのかわからない人のファンやってて、そもそもその多重構造あっての今のはまりっぷりなのだから、そのどれかの要素だけ抜き出して感じるとか無理なので、見たものを見たままに書くしかないのだと思う。

見終わって、なるほどこれはシャベさんじゃなくてヤバちゃんでないとダメだし、そのヤバちゃんに笹井さんが入る意味があるショーだと思った。なんて冷静に思えたのはチェキ会も済んだ後だけど。

キタキュウマンの10周年を祝うヤバイ仮面の行動は社会人として真っ当で、どこにも非難されるようなところはない。
でもキタキュウマンだけはそれに違和感を持ち、違和感を持たれたことをヤバイ仮面は気づき、そのことによって、自分自身の行動指針がずれていることに気づく。
ここで描かれているのは、自分よりも自分を理解している他人がいて、さらに、自分自身がそのことを自覚している、という、普通に生きててあまり目の当たりにしないくらいの深くて濃い関係性だ。
ヤバちゃんがどこから来たのかとか知らないというか出自の設定があるのかすら実は知らない。最初のPVで「この地球を」って言ってるから、なんとなく外宇宙から来たのかなと思ってたんだけど、なんかもう、どこから来たにせよ、この宇宙の片隅でこんな理解者に出会えてよかったねと心から思った。
いや心の中はお祭り騒ぎでしたけどね。私一期で一番好きなセリフはヤバイ仮面の「お前を甘やかした俺にも責任がある!」ですからね。ショーの最中、何度カメラ投げ捨ててメモ取ろうと思ったことか(我慢した)。
そんな理解者であるキタキュウマンは終始、ヤバイ仮面に働きかけてこない。ただ受け止めて、その反応から、ヤバイ仮面は自分でも気づいていなかった自分に気づく。気づかせようとすらしていない。ヤバイ仮面が勝手に気づくだけで。
自らは動かない。でも、ヤバイ仮面が斬りかかってきたら受け止める。バチバチの決闘が、ヤバイ仮面の本当に楽しいことであるとキタキュウマンにはわかってるから受けて立つ。あの、あの戦いたくない人が! 剣と銀鱈ブレードで一騎打ちを!

この全部の、中に入っているのが滝さんと笹井さんという現実のビジネスパートナーであるということを、さっぴいてはとても見られない。
10周年を祝うヤバちゃんの中身の笹井さんが経営している会社は8期目で、10年以上残る4%に入れるかまだわからない。
ドゲンジャーズを4年間続けてきた人の演じるキャラクターが、「人のための楽しいを続ける事に必死になってた」と言っている。
中の人を意識せず、「楽しい」と叫びながらアクションするヤバイ仮面のガワだけを見ることは、どうやったってできない。
ただ全てを受け止めるキタキュウマンは、滝さん自身のかっこよさというより脚本家シャベリーマンの「キタキュウマンは俺のヒーロー」フィルタを通した一期キタキュウマンの色が強い気がするけど。
こうやって、いくつもの事実と虚構と空想が重なり合ったその先で繰り広げられるステージは、観客各々の目に飛び込んでくる時にはもう、それぞれ全然別の物になっているのではないかとすら思う。観客一人一人に、自分だけの事実と虚構と空想があるから。


少し前に読んだこの本の、第6回「着ぐるみ学入門」は、ふなっしーを例に挙げ、着ぐるみと中の人、そして観客との関係性について大変興味深い記述の連続だった。
ヒーロースーツと着ぐるみは似て非なるものではあるけれど、

どれくらい「中の人」を「透かす」かのチューニングをすることで、キャラクターの個性が生まれているのです。

この一文を読んだ時、私が真っ先に思い出したのはキタキュウマンだった。
「中の人」を「透かす」度合いは中の人が決められるけれど、透かされた部分を知った上でどのくらい「透かして見るか」は、観客が勝手に決めてしまうというか、どうやってもそうとしか見られない見方というのがそれぞれにある。
それを「解釈」としてしまうと、正解だ不正解だということになってしまわないか。現実と虚構の境が曖昧な対象を見る時、それが結構悩みどころだった。

わたしがふな菊祭で目の当たりにしたのは、この噓と本当、「ファンタジー」と「リアル」の両方が絶妙にせめぎ合うふなっしーの全てを、数百人のお客さんがあたたかく受けとめることで生まれる幸福な関係だったように思います。

「解釈」ではなく、「関係」なのではないか。ならば千差万別なのが当たり前で、その中で幸福なものを自分で選ぶこともできるんじゃないか。このテキストは、そいういう示唆を与えてくれた。

表に見えている姿はキャッチーで、その裏側には様々な議論を呼び得る要素がてんこ盛りです。つまり、何も考えずに見ても楽しめて、深読みしようとすればいくらでも可能という、普遍的で魅力的なエンターテインメントの一つなのだろうと思います。

自分にとって本当に楽しいこととは、という今回のショーは、結社の社長であるヤバちゃんだから意味がある。たとえ中の人が同じであろうと、部長のシャベリーマンでは成り立たない。
それを、実在の悪の秘密結社の代表取締役の笹井さんが中に入って演じている。知ってるこっちは、勝手に深読みしてしまう。
どこまでがヤバちゃんで、どこからが笹井さんなのかなんてわからない。でも、最近全くヤバちゃんに入ってなかった笹井さんが、このショーを演じている。現実の舞台で。その現実は会社を経営していく明日と地続きであり、このステージを経た次の日なのだ。
しかもその明日は、観客にも等しく訪れる同じ日である。私はこのことがもうずっと面白くってしかたない。

2部のトークショーで、恰幅のいい下唐湊さんと、イケメンオーラ全開の滝さんと並んで、笹井さんは脱いだガワの分よりさらに2回りくらい小さく見えた。
その姿を見て、一番最初に素面の笹井さんを見た時のことを思い出していた。ちなみに「えっこの学生演劇の主宰ですみたいな青年が悪の秘密結社率いてドゲンジャーズ作ってやくいく手帳のBtoB戦略立てて3,800万のクラファン成功させたの……!?」が私のファーストインプレッションである。ほんとにあの時と同じように思った。
あの最初のバスツアーの時、経営者と個人事業主という若い2人の芯の強さに圧倒されたのだけど、今回はそこに下唐湊さんもいて、なんか、つくづく、心配できることなんてなにもないんだなぁと思った。
雇われには想像もつかないような鉄火場にいる人たちのことを、それでも身近に感じてしまうからつい心配してしまったりするけど、心配の種すら、ほんとうはこちらには見えていないのだとしみじみわかった。
ただただ楽しめばいいのだなと思った。見てもいい部分を見せてもらっているのだから、それを見て楽しめばいい。どんなに深読みしたところで、それだって見えていい範囲で、彼らのチューニングしたラインを越えることはできないししたくない。
若く清しい経営者たちと個人事業主の姿を見て、なんだか帰り道すごくこざっぱりした気分だった。あの晴々とした気持ちは、あるあるCityから小倉駅までが陸橋で、地上より空に近かったからだけではきっとない。楽しめばいいんだ、それだけでいいんだ、それしかできないんだと思った。

なにもそんなに持ち込まなくていい砂場は砂で遊んでていい

平井弘『振りまはした花のやうに(併録『顔をあげる』『前線』) (短歌研究文庫)
「Peace」所収

でもその砂が、私にとって砂金であることは許して欲しい。

半券の山

2月の半ばくらいに、なんか最近ずっとチケ取りとなんらかの手配をしてるな(そして販売サイトが全部違うな)と思ったので、この期間に取ったり使ったりした「券」を全部書き残してみた。来年の参考になるかもしれないし、来年になったらまた全然状況が変わってるかもしれない。

2/2

本決算公演の内容変更とチケットの返金、新たなチケット発売日が発表になる

私は月末に何があろうと休めない日が1日と、なるべく休まない方がいい日が4日ある。
最初に本決算公演が発表された1/20の時点では27日がその何があろうと休めない日の可能性があったのでチケットは取らなかったのだけど、なんとなく旅程を調べてびっくりした。
福岡のホテルがバチボコに値上がりしている。
週末でも1泊5,000円台で泊まってたホテルが26,000円になってて、リアルに目を擦ってしまった。これがインバウンドか。
考えてみたら私はコロナの影響下にない福岡に行ったことがないのである。
あまりのことに行ける予定もないのに散々調べたところ、小倉の公演はものすごい悩ましいということがわかった。選択肢が多すぎる。

自宅から成田(高い)→LCC福岡空港(安い)→福岡空港から小倉(高い)→小倉で宿泊(博多よりはマシ)→小倉から福岡空港(高い)→LCCで成田(安い)→成田から自宅(高い)

自宅から羽田(安い)→羽田から北九州空港(高い)→北九州空港から小倉(安い)→小倉で宿泊(博多よりはマシ)→小倉から北九州空港(安い)→北九州空港から羽田(高い)→羽田から自宅(安い)

自宅から東京駅(安い)→東京から小倉(高い)→ 小倉で宿泊(博多よりはマシ)→小倉から東京(高い)→東京駅から自宅(安い)

福岡空港発なら博多泊でもよくて、博多の方がホテルが多いので探せば安いところもあるのかと散々見たんだけどまぁ高い。とっくに埋まってたが、ファーストキャビンすら週末は5,900円である。まじかよ。
選択肢が多い割にどれも一長一短で、頭抜けて安いのはなく、とにかく宿が高い。LCCも高くなってて(これは直前だからなのか値上がりしてるのかよくわからん。ホテルは向こう3ヶ月見たがずっと高かった)、これ以上値上がりするなら新幹線のEX早得と並ぶのではと思ったが、それこそチケ発が早くないと取れないんだよなーーーー。
しかし今後はますますインバウンドも増えて、値下がりするってことはないんだよな……と若干の絶望を覚えたのが前段階。

2/8

宿の手配

27日が休めることがわかったので、なら本決算公演いけないこともないなぁ、しかし足と宿が決めきれんなぁとか考えていて、待てよ25日に博多で華大さんの出るライブがあったなと思い出す。25日に博多でライブ見て26日に小倉の公演見るなら、25日に福岡空港着の後北九州に泊まる必然性ができるなと気づく。
これでルートと宿泊地がほぼ決まるので、迷わなくていいならあとはその中で折り合いのつく値段と時間を探すだけである。とりあえず行く方向で、宿だけ抑えるかと検索する。
しかしやはり25日(土)は小倉も高い。小倉から電車で20分くらい行ったところで、旅行支援使えばまぁ許せるかなという値段の宿が見つかる。
26日は日曜で安いので小倉で宿を取る。
飛行機はキャンセル料が莫大なので、チケット取れるまでは手配しないことにしているが、待ち長い。

2/10

本決算公演内容確定

2/13

バスツアー発表

悩ましいやつが来てしまった。
かねてより門司港には行ってみたいと思っていた。しかし車が使えない私にはハードルが高い(というか去年北九州一度しか行けてない上に観光全然できなかったから、イベントのついでにとか思ってると多分一生行けない)。
しかしツアーが土曜の朝9時博多駅集合ってことは、どうやっても前乗りしないと間に合わない。そして金曜の博多のホテルは高い。
悩んだ挙句、サンライズ瀬戸・出雲を使う方法を思いつく。
これまたかねてより、寝台車に乗ってみたいという希望があった。大阪によく行ってた時に銀河使えばよかったといまだに後悔している。
数時間電卓叩いた結果、サンライズ使うと空路に比べて旅費が一万円くらい高くなる。が、前乗りのホテルとったらトントンでは。
しかしこのルートで行くとなると、サンライズの切符がどう考えても一番激戦に決まってる(母数が桁違い)。もし取るなら2/17の朝取らないといけないが、その時点ではバスツアーが取れるかわからない(バスツアーのチケ発は22日)。
サンライズのキャンセル料は300円くらいらしいので、じゃあとりあえずチャレンジしてみて、これが取れたらバスツアーも申し込んでみるかなと決める。

2/14 19:00

本決算公演チケ発 TIGET

夜公演→昼公演で取ろうとしたら、昼公演の方でカードの不正利用を疑われて決済できない。
チケ取りの時は着信が来ないよう集中モードにしているので、不正利用云々のSMSに気づかなくて何度かやり直してしまい、コンビニ決済に切り替えるまでに時間がかかってしまった。
前回初動で売り切れてなかったからそこまで焦らなかったけど、これファティマみたいな瞬殺イベントでやられたら訴訟もんだぞと思ったけどファティマは当日決済だった。ありがとうファティマ今後も当日決済にしてくれ。
しかしこれ、最初から全部コンビニ決済にしといた方が安全なのかしら。TIGETはコンビニ決済の方がタップする箇所が多いんだよな。引っかかったのは2つめだったから、公演数分だけカード登録しといて、次々変えてった方がいいのかもしれない。
チケット取れたので飛行機の予約。LCC
華大さんが出る村上ショージのライブのチケットも取る。これがずっと「◎」だったからよかったけど、こっちの売れ行きも気にしないといけなかったらしんどかったな。

2/15

KYE祭開催発表

えらいのがきた。13日に考えたプランが総崩れになる。
10時間電車乗って、1日バスツアーという時点で無理があるかなとは思わなくもなかったのだが、バスツアー解散後そのまま空港行って帰ればその日は自分ちの布団で寝られるのだからどうにかなるだろうと思っていた。
しかし10時間電車乗って、バスツアー行って、湯船に浸かれないホテル泊で2公演見るのはどう考えても無理。中年は己の限界を把握してないと命に関わる。
しかしクレジット見るにヤバちゃんの中身が笹井さんである。これは行かない選択肢はない&2部が15時なら日帰りできる。ならとりあえずこれは行く、バスツアーは行くにしてもサンライズの線はなしとする。

2/17 10:00

サンライズチケ発→取り止め

2/17 19:00

KYE祭チケ発 BASE

BASEの時間指定の販売初めて使ったんだけど、インターフェイスがわかりづらすぎて戸惑った。
お気に入り機能を使うためにアプリでやったんだけど、19:00ちょうどに反映されない。何度も更新して、これはブラウザでないとダメかとタブレットのブラウザ更新したら、売ってるけどアプリと違ってボタンがひとつしかない(これはブラウザの方が反映早かったのか、ちょうどそのタイミングでブラウザもアプリも反映されたのかわからない。アプリに戻ったらもう売ってた)。
アプリは「カートに入れる」と「予約購入する(文言曖昧)」というボタンが2つ並んでて、この「予約購入する」を押すといきなり決済画面に飛ぶ。
チケ発で余裕ないところに、カートに入れるボタンとその商品のみ決済するボタンが並んでるのはややこしすぎる。
えっなにこれカートに入れて決済していいの? それと予約購入とは違うの?ってまず直感ではわからない。
今回は1部2部と買うものが2つあったので、カート入れる×2してからカートに行って決済したけど、最初カート入れる→予約購入をタップしてしまった時の挙動が本当によくわからなかった。

2/22 9:00

バスツアーチケ発 メール

前日夜に申込書を記入しようとしたのだが、PDFにフォームがない。これは印刷して手で書く用なのかしら。うちにはプリンタがない。
Acrobatで自動検出してみたらかなり正確に入力したいところにフォームを作ってくれて感心した(初めて使った)。
しかし普段印刷用PDFしか扱わないので、フォームに入力したフォントが化けたりしないのか心配で仕方ない。インデザインに敷いて入力してPDFにすべきだろうか、しかしそしたら重くなって送るのに時間かかるかなとか無駄な思考で疲れる。

当日。一応片手にのがみトラベルの番号出したスマホを握りしめてメールの送信ボタンを押す。ジャストに送れたと思うが、メールって手応えなさすぎて落ち着かねー! 電話の方が確実だったんだろうか、今からでも電話した方がいいのかとぐるぐる考えるが、そんな多くないであろう回線塞ぐのもあれだし、対応忙しいところに「メール届いてますかぁ?」と電話かかってくるのやだよな、私なら嫌だ、もう運を天に任せようとこらえる。
9:30ごろのシャベさんのツイートで残り数席と書いてあるので、じゃあ平気かなとちょっとほっとする。
10時過ぎ、取り急ぎの予約取れてるらしき返信がくる。詳細より先に予約確定教えてもらえるのありがてーー。
息つく暇もなく足と宿の手配。前に見た時はあった楽天の旅行支援が終わっている。検索してヤフートラベルがまだやってるとわかる。
17日前乗り、博多2泊、19日に公演後帰る、なので帰りの飛行機の時間に無茶苦茶悩む。エクスくんのキャスで終演時間聞いときゃよかった……と思いつつ、福岡から帰れないのと羽田から帰れないのとならどっちが被害がでかいか考えて、羽田からの終電ギリの方を選ぶ。
ちなみに一週間くらい前に楽天トラベル見た時の最安値から7000円くらい高くなってた。1日で1000円上がるのか……。
LCCで成田福岡にして宿を一休(旅行支援が残ってた)のパターンも検討したが、成田までの電車賃入れたらもう本当に腹立つくらいトントンだった。
会社の先輩に有給取得の相談。快諾いただく。

2/24

翌日のスカイライナー券を予約。

2/25

福岡着。地下鉄の1日乗車券を買う。
雨が降り出して外をウロウロするのが難しくなったのと、前日残業で寝不足だったのでMARK ISももちの映画館で「別れる決心」のチケットを買って見る。
村上ショージ芸歴45周年ライブ ~細木先生!75歳で売れるんですか?僕~ 福岡公演」を見たのち、バスで博多駅に。EXアプリで新幹線自由席を予約して小倉移動。そこから苅田まで。

2/26

素泊まりにしたはずなのに朝食券がもらえる。なんか無料らしい(詳細見てなかった)。
値段だけで決めたのだが、このルートイン苅田がすごくよかった。多分建物は古そうなんだけど、大浴場あるし(HP見てなかった)ベッド大きいし(HP見てなかった)駅から徒歩10秒くらいだし小倉まで一本だしまた使いたい。
本決算公演を見た後、ライトアップを見に小倉城に。チケット買って入る。上まで登る体力はなかったのでエレベーターで上がった。
全国旅行支援のクーポンをコンビニで使ってホテルに行く。
そういえば、私は今回旅行支援使ったくせにうっかりワクチン接種証明を持っていくのを忘れてしまった。が、以前映画のチケットを割引で見るために撮った接種証明の写真が残っていて、事なきを得た。ありがとうシネマ割。

2/27

足が痛かったのでこの日の分のクーポンで湿布を買う。EXアプリで予約して、新幹線自由席で博多まで移動。また地下鉄一日乗車券を買う。
夕方空港に移動。残りのクーポンでお土産を買う。帰りは若干体力に余裕があったので、スカイライナーは取らなかった(だがこの後夜中に帰宅して翌日出社したところ疲れからくる体調不良を一週間引きずったのでケチるんじゃなかったと思った)。

3/4

ハチヤーさんの新フォームお披露目ショーで三鷹へ。このショーは無料でチケットはないのでこの日の話は余談なのだけど、千葉出身者からすると三鷹は西の最果てだし、帰りに渋谷に寄る用事があったので、お得な切符とかあるのかしらと調べてみた。
しかし東京フリーきっぷも都区内パスも、西荻までで微妙に得じゃなかった。
まぁ鉄道のプロが考えてるんだから、よっぽど乗ったり降りたり乗ったり降りたりしないと得にはならんわな……と納得する。

3/17

博多へ。福岡市博物館でやってた「驚異と怪異」がどうしても見たかったので、閉館一時間前に駆け込んで見る。事前にチケット買っておけば300円安かったと窓口で知る。リサーチ不足だった。駆け足だったけど見たかったものは見られた。大好きな常設展に行く暇はなかった。
今回はワクチンの接種証明書をちゃんと持ってきた。地域クーポンをさっさと使ってしまおうと、普通にドラッグストアでキズパワーパッドとか買う。

3/18

シャベリーマンと行くレトロな旅

バスツアー当日。博多駅に戻ってきてから、翌日の分のよかよかきっぷを買っておくつもりだったのだが、列車を指定しないとダメそうで、終演時間がわからないのでやめた。いやちゃんと調べたら変更方法とかあるのかもだけど、イベント後にうまい飯食いながらそんなこと考えられないのだった。

3/19

博多駅のコインロッカーが、9時にはもう埋まってしまうので早めにチェックアウトして駅に行く。新幹線を使うつもりだったのだが、早すぎるので時間潰しも兼ねて在来線で行けばいいかと気づく。よかよかきっぷ買わんで良かった。

第1部
「キタ:閑散期イベントスックネー‼︎祭
ヤバ:キタキュウマン10周年おめでとう!ここが貴様の墓場だパーティー
エクス:二人にイベント名考えさせるんじゃなかった」
第2部
「絶対、SNSにアップ出来ないトークショー
通称KYE祭。この日の券といえばチェキ券なんだけど何枚買ったかは数えたくないいや数えなくても遣った金が戻るわけでもないが。てかチェキの枚数数えたら一目瞭然だが。
帰りだけ新幹線を使う。

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上記の期間中、他にもとったチケットはあるのだけど、私は行く前のイベントのことをネットに書くと行けなくなるという嫌なジンクスに見舞われることが多いので、まだ行ってないイベントは除いてある。無事行けたら追記するけど、今日の「飛行機が30分遅れたら羽田で夜明かし」という状況を回避して無事帰宅できたらそこまでで上げようと思っていたのでとりあえずここまで。

とにかく最近は遠征民寄ると触るとホテルがたけぇ!という話しかしないのだが、ほんとーに高い。そしてきっとこの先もずっと高い。
去年まではつくづく異常事態だったんだなぁと今になってわかった。こんなことなら去年あと2回行っときゃよかったという方向の反省しかしていないが。
しかし手配の段階でいかに青くなって電卓叩こうとも、行ってしまえは楽しくてそんなことは忘れてるし、あと遠征先で金遣えば使うほど運賃の元を取ったような気になるのをやめたらもう少し節約できるんじゃないかとは思う。思うけど。わかってはいるけど。