君が恋しい

兄貴がおらなんだら、ぼくはもう漫才やれません。
――また、やってみたいですか
「漫才やりたいな」と思います。漫才やらんけども、死ぬまで漫才師ですから。


朝日新聞6月12日夕刊 人生の贈りもの「漫才師 喜味こいし(81)」第5回(最終回)より