異世界転生したらドゲンジャーズだった件 第10話

「この街の交通インフラ最高」

誤解を招く書き方をすれば、「面白くなってまいりました」。
こう書くとここまでがつまらないみたいだけど、そうじゃない、ここまでも楽しく見ていた、でも、終盤のこのとんでもない引力でひきつけてねじ伏せるようなおもしろさ、これぞドゲンジャーズだなぁと思うし、よく毎年こんなことできるなと思う。

最近だとフジテレビのゼンケツが、トリックかスペックをやりたいんだろうか、よくわからんドラマだなぁと思いながら見ていたら6話で突然「えっこういうドラマだったの⁉︎」ってなったのが記憶に新しいのだけど、あれもやっぱりその仕掛け自体が話題になったし、脚本家のインタビューで御母堂が5話までに脱落したというのも見た*1
日本の連ドラで、そういうことができるのは稀有なことだ。ドゲンジャーズは毎年毎年、10話か11話で「今期はこういう話だったのか」となる。ちなみに今期はまだ来ていない(多分来週)。すごいことだよ。あんなに協賛がついていて、スポンサーロゴ背負った悪役がいて、それなのに作ってる人みんなが目先の損得に捉われず、シャベリーマンの書く物語を信じている。私はやっぱり、福岡でないとできないドラマだと思う。

さて今週なんですが、私はハクハクの上映会で見てました。この話を見た直後にシャベリーマンとMAKOと切袴に会えて、しかもその後小倉に移動してキタキュウマン(とメタルくん)に会えたという、こんなすごいことあるかね。福岡県民よ、これが普通と思うなよ。ちょっとこの体験と10話の鑑賞を完全に別に考えるのは無理なのでごっちゃに書く。

大自然にいたのは「新商品開発組」らしい(あらすじより)。大自然のカウンターに置いてある串持ってるビンちゃんの人形みたいなのかわいいな。
「立て!」「ヤー!」は鹿児島にはないのかな。真子ちゃんと切袴の絆が、特に大きい事件があったとかではなく、普通の日々の積み重ねの中でより強くなっているというのが、フィクションの中の表現としては珍しい気がするけど、それだけ伝えたいことだったんだろうな。
てかその直後にハクハクで見た二人が本当に仲良しで仲良しで……。



そしてやってまいりましたキタキュウマンのターン。最後まで見て思ったことを先に言うが、やっぱり、シャベリーマンにとってキタキュウマンは唯一無二の最高にかっこいいヒーローなんだな……。スカしも正面突破もサプライズも全部任せるじゃん……。「そばにいてやろうか」は伊達男すぎる。あれはずるい。
キタキュウマンの「これで、アレになんのか」のセリフ、これまでの話を見てきた視聴者としてはアレガナイトになると解釈してしまったのだけど、ハクハクでシャベさんが「あれはダブルミーニング」と言っていた。キタキュウマンはアレガナイトに会ってないので、取り憑く(?)ことを知らない。キタキュウマンはあの時点ですでに、CLASS-Kになることを言っているのだそう。
ここからの、中身がキタキュウマンと知らないドゲ面がアレガナイトと戦うとこ、もう、ほんと、人の心とは……ってなった……。あんな見ててつらいアクションシーンあるんだな。しかしキタキュウマンが中身だと、アレガナイト若干弱くなるんだろうか。

キタキュウマンの「ドゲンジャーズに必要のない仲間は存在しない」。私が先週強く感じた「なんで今期全然全員集合しないんだろう」に通じるものがあるのかな。疑問が強くなったところで差し出された答えっぽいものに飛びついてるだけな気もするが。アレガナイトの記憶にない=出てきていないメンツのことだから。
主題歌の「全員優秀!ドゲンジャーズ!」という歌詞もずっと気になっている。
そしてここにきてのCLASS-K! キタキュウマンはテーマソングが3つもあるけど、CLASS-Kには最新曲がよく似合う。変身シーンめちゃくちゃかっこいいっていうかああいうふうに変身……変形するんだ。舞台でしか見たことなかったから。
ちょっとよろけたキタキュウマンを支えるエクスのさりげないかっこよさよ。古い付き合いなんだなって感じた。

この最高潮で来週へ……と思ったそのあとがまだあると思わんじゃん。ほんと度肝抜かれたね。もう忘れてたよ新キャラ4体目……。
いやもうすごい、すごいわ。もともと予想も考察もしないけど、想像も何も及ばないわ。すごいわ原作者。
そして来週が「共同戦線」。もう座して待つしかできない。

しかし今週は、関家具さんのカフェもキタキュウマンが座っていた階段のところも、合宿で行ったところだから嬉しかったなー。合宿は関家具さんが特にいい思い出かもしれない。

画面外の覚書

そんな関家具さんが外資に買収されるらしい。

Lキャタルトンとのパートナーシップ締結のお知らせ - 株式会社 関家具

それでどうなるかとか私には何もわからないが、新しい株主が社屋の地下に埋まった巨大ロボとかそれを運転するツンデレロボットとか理解してくれたらいいな……と思いながら検索したら、ホークスファンとサガン鳥栖ファンが「うちのスポンサード大丈夫か」と言っていたので、関家具さんはたくさんスポンサードしてるんだなと思った。


10話放送日の午後のキタキュウマンRESTARTED02でメタルくんのCLASS-Kがお披露目で、なんというタイミングと思ったんだけど、狙ったわけではないらしい。滝さんがキャスで「多分14日にやる」と言ったのが7月だったので、撮ったときには決まってなかっただろうなとは思っていた。
そしてタイミングと言えばもっとすごい話。時系列順に書くと

9/14  転ドゲ10話放送
9/15 キタキュウマンがビフォーアフターでバズる
9/19   THE TIME放送

このTHE TIMEで10話の変身シーンが流れた。CLASS-Kは去年からあるけど、舞台だからさっきも言った通り変身シーンはない。転ドゲ10話が放送される前にバズっていたら、あの映像は使えなかった。
あの映像が全国放送に乗って、私まで嬉しかった。反則級の造形だけじゃなくて、見事なVFXも放送されたことが。
ドゲンジャーズを知らない人たちは、普通に見たと思う。ローカルヒーローの変身シーンの映像があるというのがどんなに稀有なことかなんてわからないし、東映特撮が浸透しているが故に、特撮の映像そのものに驚きはない。でも、全国放送の特撮だけを知っている人が見て、違和感を感じない造形とCGって、本当にすごいクオリティってことだ。今更だけど、本当に何ひとつダサいところも安っぽいところもないローカル番組なんだよな。


9/20の推尊radioで、転ドゲのタイトルが2ヶ月前くらいまで「ドゲンジャーズアシンメトリー」だったと明かされていた。「悪心(アシン)」は「アシンメトリー」の「アシン」でもあったと。あー、なんであれ造語なんだろうとちょっと引っかかってはいた。すごい腑に落ちた。
来月きゃんとくとシャベさんと翁長さんのトークライブがあるけど当落出るのが直前すぎてとても行けないので、こういう「ここでしか聞けない話」を遠く離れたところでも聞けるラジオって改めてありがたいなと思った。そもそも私がドゲンジャーズを知れたのは、距離も時間も超えてくれる「作品」だからだもんな。何度も言ってるけど。
来年は「題名のないドゲンジャーズ」だそうです。