経緯と逡巡

6/28

クラウドファンディングでツアーを申し込んだ日。この日の東京都の感染者数は60人(私は一応都民です)。2週間先の状況もわからないのだから3ヶ月も先の事なんてわかるわけがない、なるようにしかならないけどこれを申し込まない理由はないだろうと、申し込み自体は全然迷いませんでした(ていうか申し込んだ後で日程と金額を確認した)。
もしまためちゃくちゃ増えて緊急事態になったらツアー自体が中止か延期になるだろうし、そうでなければ大手を振っていけるだろう、くらいしか考えておらず、東京だけ感染者が多くて移動できないかも、というのは、そのときは想定していなかったような記憶があります。

7月〜8月半ば

行けるかどうかなんて考えても仕方ないので考えないようにしていたんですが、まさかこんなだましだましというか、積極的に感染者が減る政策もなくお願いと都民の努力ベースが続くとは、こんなに全てが自己判断と自己責任になるとは、ほんとにつゆほども思いませんでした。
だんだんと、どうもこれは、自分が罹患しない限り「不可抗力で行けない」ということはないな、と思うようになりました。8月20日ごろの滝さんと笹井さんの沖縄出張の時のキャスを聞いていて、自粛より経済を回すべきと強く考えているのがわかったので、そういう意味でも中止はなさそうだなと。ただ、沖縄で2人が飲みに行ったお店は全部貸し切りだったと聞いて、ツアーをやるならちゃんと対策してくれるだろうなとも、同時に思いました。

8/23

友達に会って話を聞いてもらって、自分の体調に変化がない限りは行く方向で準備しようと決めました。博多に行く前に外食したのはこの日が最後です。ちなみに私の状況ですが、4月から完全在宅勤務で出社は月1〜2日、同居の家族無し、持病無しです。この日の外食も1ヶ月ぶり、電車に乗ったのが1週間以上ぶりとかで、多分都民の中でも相当外に出てない方だと思います。なので、どんどん外出のハードルが上がっていくんですよね。このままだとメンタルがやられるかも知れないという危惧はありました。
余談ですがこの日に目白から池袋まで歩いただけで股関節が痛くなり、テレワークで萎えた脚のやばさに気づいたので、これでは博多を歩けないと青くなってスーパーに行くのも自転車を止めて歩くようにしました。

9/1

campfireからツアー予定のメールがきて、前乗りと決まる。

9/3

ホテルを予約。絶対湯船に浸かりたい派なので普段は大浴場のあるところにするんですが、今回はなるべく人と接しない方が良かろう、3泊するのにユニットバスじゃ無理、で、洗い場が別になった部屋を探して1人でツインに泊まりました。4連休中の3連泊でツイン1泊5千円切ってて旅行業界ほんとに大変だ……と実感しました。別に頑張って安いところを探した訳じゃないのにこの値段。ていうか、普通ならホテル空いてるわけないよなぁ。

9/14

新幹線を予約。最後まで迷ったのが交通手段で、普通に考えたら飛行機なんですが、私は人生で4回くらいしか飛行機に乗ったことがありません。自分でチケットとったこともない。この5ヶ月間まともに出かけていないために外出のスキルが著しく下がっているのは自覚していたので(月1回の出社の時スマホ忘れたりする)不慣れな交通手段選んで博多に辿り着けなかったら困るなーと思っているうちに飛行機の安いチケットが無くなり、新幹線の早割17,310円がぶっちぎりで安くなってしまったのでもう往復新幹線にしました。帰りは小倉から乗るつもりだったので、もともと新幹線のつもりだったんですが。

9/18

都内の感染者が220人で、「行って良いんだろうか……」と悩んでしまって全然支度が進まない。母に電話して愚痴を聞いて貰って、どうにか支度を終えました。私は行くか行かないか悩んでる間も、「とりあえず行く権利はある」と思っている方が気が楽だったんですが、こんなにギリギリまで悩むなら、いっそ選択肢がない方が楽だという人もいるだろうなぁ。


19(土) 博多〜天神
20(日) キタ&シャベと行くロケ地巡礼ツアー
21(月・祝) かしいかえん〜キャナルシティ〜大濠公園
22(火・祝) 小倉