18日土曜日。母と新宿伊勢丹のバーゲンに行く。私がiphoneを忘れたりして出足が遅くなったので、着いてすぐ賚果でごはん。ちょっと前にできた家具売り場の奥にある果物を使ったカフェで、おいしいんだけどとにかく高い。全部高い。デザートすら1500円を下回るものがない。自腹ではとても行かないが、３月に母がぎっくり腰をやった際に色々したお礼におごると約束してくれていた。しかしそのあと私の引っ越しで相当出費させていると思うのでもうチャラではないかと思うのだがそれはそれこれはこれだと言うのでお言葉に甘えた。しかしあのぎっくり腰で騒動したのがもう遠い昔のような気がする。特に桃のパフェがおいしかったなー。桃に全然えぐみがないの。
バーゲンは今一つ低調だった。我が愛するPRISTINEでいくつか出物があり成果としてはまずまずだったが、でもこういうんじゃなくて、昔の新宿伊勢丹ならどーっと並んだラックの中に、聞いたこともないブランドの、でもちょっとしゃれた服が破格値になってたりして、おっ、知らないけどこの値段なら試してみようかってことがあってそれが楽しかった。今は決まったブランドがきっちり３割引きで楽しくない。まず半額にしてこい話はそれからだ。でも私は新宿伊勢丹が大好きだ。
帰宅して、地下で買い込んだお惣菜で夕飯にしようとした時、母がなにげなく「ネットで頼んだ商品が来ない」と言いだした。「振り込み確認後発送で、入金確認しましたメールが来たけどそれから２週間音沙汰がない」んだけど「輸入品だからそれくらい時間はかかるだろうか」と。ええっと思いながらなお聞くと、「問い合わせメールに返事が来ない」と言うのでああーと思いつつメールを見たら、署名にサイトのURLもなくメールはヤフーメールだったのでこりゃあかんと銀行名と名義人をググったら案の定詐欺サイトだった。
そこからまぁ色々てんやわんやあったのだが、一つ反省点があるとすればご飯の後に言えば良かった。どうせ銀行には平日しか連絡できない。
家を出たとたんこれかぁと思ったが、これは私が家にいても防げなかったなと思いなおした。特定商取引法の記載のないサイトでは買い物をしない、できればアマゾンと楽天で買うようにと言っておいた。
19日日曜日。冷凍のウナギ、冷凍のカレー、冷凍のミートソース、冷凍の塩鮭、冷凍のジャムと米２kgもらって帰る。母も昔祖母宅から帰るときは「追剥」と言われたそうだ。あまりの荷物に父が車で送ってくれる。冷凍してあったたらことうどんでたらこバターうどんを作って食べる。買い物と掃除と洗濯。ぶりのあらが100円で売っていたのでブリ大根を作る。シロさんのやり方でやりたかったのだけど今同僚に貸しているので曖昧になってしまった。もらったウナギで夕飯を食べてお風呂も入って、後は寝るだけの状態から気力を振り絞って化粧をしてロックンロールカラオケALLナイトに行く。
ポイズン吉田さんと犬の心押見さんと言う予想外のシークレットゲストにだいこうふんだった。吉田さんの歌う「恋しくて」すっごいよかったー。
始まる前は周りの人と「今日は虹出ないんですかねー」としきりに言っていた。虹の黄昏がいるのといないのじゃ、このライブの色が全然違う。もう最初の趣旨とはすっかり変わっているので仕方ないと言えばないのだけど。
浴衣を着た芸人さんを色っぽいなんて言うのはあまりにひねりがないのだけれど、浴衣で「浮舟」を歌うばばーりんは世界観ばっちりで完璧に色っぽかった。
20日月・祝。山手線を寝過ごしたりしながら帰宅後、湯船の水をかぶって昼まで寝る。昼ごはんは冷凍のパスタで済ませたら全然足りなくて冷凍してあったフレンチトーストまで食べた。写真の整理などしつつも、動く気にならず19時ごろやっとスーパーに行く。どうしてもにんじんを買いにいかなければひじきも煮られないしセロリと牛肉のオイスターソース炒めも作れない。ならば昨日買っておけばよかったのだけど、昨日だと１本98円で今日だと35円だったのだ。
帰宅してお弁当のおかずとご飯を作ろうとするもあまりにお腹がすいていてままならないのでヨーグルトを食べたらご飯ができる頃にはおなかが膨れてしまっていた。このことに限らずとにかく休日の段取りが悪すぎる。書いてみるとますますはっきりする。
21日火曜日。今週は校了なのでライブを全く入れていない。残業して帰宅。先に風呂に入ったらご飯の時間が23時ごろになってしまってしかも食べすぎた。スパイス類100円均一でやっとナツメグを手に入れたのでどうしてもシロさんのじゃがいものグラタンがやりたかった。パスタはdancyuに乗ってた鶏肉と大根の味噌バター。簡単なのにえらいボリューム。大袋で買った紫蘇を使いきる。
実は一人暮らししたらやせるんじゃないかとひそかに期待していたのだけど全然だった。体重はビタイチ変わらない。それにしても１人前のご飯と言うのは作るのが難しすぎる。どうやっても２人前できる。これはへたをすると太る。
22日水曜日。朝起きてもまだお腹いっぱいな感じがする。なんとなく体調がすぐれない気がしてルナルナを見たらバイオリズムのせいだった。違ったとしてもバイオリズムのせいで良い。残業して帰宅。スーパーで豆腐と「きょうの料理」と「きょうの料理ビギナーズ」を買う。身体に優しそうと言う理由であんかけうどんを作るがいつまでたっても冷めないので猫舌には優しくない。前日の反省をもとに先にご飯にしたら22時半ごろ洗い物が済んだところからの記憶がない。追い焚きのスイッチを入れたのは覚えている。気付いたら３時で全てあきらめて寝る。
23日木曜日。朝からどうしてもレバニラ炒めが作ってみたい。子供のころから大のレバー嫌いなのだが、この間会社のはす向かいの焼鳥屋で食べたレバーがおいしかったのと、前回のきのう何食べた？でシロさんが作ってたレバニラがあまりにおいしそうでやってみたい。定時で上がれるかと思ったらちょっとだけ残業になる。会社の近所のスーパーでクックドゥを安売りしていると言うので行ってみたら牛すじ肉を発見してしまう。私は牛すじに目がない。豪州産が20％引きになっていたのに、国産の正札を買ってしまう。牛すじに関しては妥協できない。しかしレバニラ炒めが作ってみたい欲は収まらなかったので、レバーとニラも買う。もやしは家の最寄りのスーパーの方が20円安かったのでそっちで買う。
前日の反省をもとに帰宅後即風呂に入り、レバニラを制作。聞いてはいたが鳥レバーは揚げるときほんとにバクダンみたいに爆ぜる。ひとりなのに「おおう」と声を上げながら作る。怖かった。レバニラ炒めは相当うまくできたと思う。２人前できたのにほとんど食べた。しかし私はやっぱりレバーが好きではない。味付けは相当好みだったので、今度はこれのレバーをマルチョウかなんかにしてやってみたい。
今気づいたが、私は「食べたい」より「作ってみたい」が上回っている気がする。でも別に凝ったものを作りたいと言うわけではないしお菓子作りは性に合わない。
22時頃、食べ終わったところで母から電話。少し話す。今日こそアイロンかけをするぞとつぶやきながら、気付いたら１時だった。まぁでもほんとは、アイロンかけしたくなくてわざとベッドで休憩したんだとわかっている。洗い物をして寝る。
24日金曜日。退勤後、国会前に行く。こないだと同じように永田町で降りて国会前を通って桜田門に抜けようとしたのだけど、途中で全然進めなくなる。それでもなるべく前の方に行ってみると、鉄柵で区切られて進めないようになっているとわかる。跨ごうとしていたら、柵の所にいたおばさんに、若い人はどんどん前に行って、と言われる。でもたぶん私はメーンの学生さんたちよりあなたに年齢近いよと思いながら柵を乗り越えて先に行く。よりによってタイトスカートだった。
このあいだ来た時は道路にはみ出ていた分も歩道におしこめているからぎゅうぎゅうで、帰る人のための通路が圧迫されて混乱していた。途中、先に行かせろと押してくる人たちと、押し返そうとする警官隊と、帰る人の道が交錯して将棋倒しの可能性が頭をよぎって怖かった。こないだよりよほど危険だった。桜田門の方の交差点では、警官が列になって横断歩道をふさぎながらこの先は込み合っているから進めませんと言っていたけど、その脇の植え込みの裏からどんどん人が入るのは全然制止しなくて不思議だった。ポーズなんだろうか。学生さんらしき女性が「お巡りさんはお願いされてるだけです、お巡りさんと争わず、テープの下、わきの道などを通ってこちらにおいで下さい」と拡声器で呼びかけていた。
よく知らないけどデモをする権利と言うのがあるので、ひとりひとりを腕力で追い返すわけにはいかないのかな。警備と言うのは人が増えたら増えたなりの対応をするのが仕事で、人を増やさない努力はお門違いじゃないかなと思うけれどそれ以上に個々の警官に何を言っても無駄なのがびしばし伝わってくるので何か言うことはなく帰る。泡を飛ばして警官に詰め寄っているおじさんとかを見てると、ほんとに動物の身体の中の細胞の一個に話しかけてるみたい。
帰宅後冷蔵庫に残っていた野菜を一掃する炒めものを作る。どえらい量ができる。でもやっぱり人参は少し余る。今週の食費を計算してみたら、昨日の分の1000円を計上し忘れていてトータル1200円くらいオーバーしていたことに気付いて少し落ち込む。なんか野菜がよーけあると思ったんだよな……。この日は何時に寝たのか覚えていない。
にっきを書くならインスタの写真を貼りたいんだけど保存し直してアップするのが面倒だなーと思っていたら、はてなブログならワンクリックで挿入できることがわかった。初めてはてなブログに変える意義が見いだせた。しかしブログの引っ越しとかやり始めると一晩かかることを知っているので未着手。とりあえず今週も写真なしでいったん上げる。
