久しぶりにCDを買った。スガシカオ氏の発言を受けた訳じゃなくてiTunesに売ってなかったのだ。
最近すっかりダウンロード派だけど、お金が惜しいと言うより、置く場所が無くって買えない。これ大方の大人の意見だと思うけど。それで採算が合わないんなら、ダウンロードの値段上げてくださいほんとに。
あと、若いバンドに疎くなって、アルバム単位で欲しいと思えるほどバンドを知らない。もっぱら、お笑いのライブで聞いた良い曲を帰りの電車で1曲買う、みたいな形でしか買ってない。
買ったのはこれ。
- アーティスト: 僕のレテパシーズ
- 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
- 発売日: 2013/11/13
- メディア: CD
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私はこの、歌詞から曲を引きずり出すときと、ラジオでかかった曲をとっつかまえるときに一番ネット社会の恩恵を感じるし、技術によって人類がやりたかった事って、結局このくらいの幸せとか便利さだったんじゃないかっていつも思う。
果たして「ハローグッバイファックユー」という曲だった。歌詞は全部ここに載ってる。
水飲み場の虹を僕は今も作っています
それを仕事にできないのが 今一番の悩み
「バンドをやめて君は何をやめれたのかな?」という歌詞が出てくるというのに、これがもう芸人さんの苦悩や解散や廃業の歌に聞こえて仕方ない。
ワンダーランドで育った 君の歌がワンダーで
何が悪いんだミステリー 歌詞だけは直すなよ
聞いてると馬場さんと浜村さんの顔が浮かぶ。
何もかも絶望をして 君が降りたバスは
何もかも絶望したまま 変わらず行くのだ
youtubeで3、40回聞いて、他の曲一切わからないけどもうこの曲に2160円でいいやと思って買ってきた。
さんざん笑って作った あんな夏の一日は
いつでもまた作れるから ためらわず壊そうぜ
自分じゃ虹を作れない私は、水飲み場の虹にお金を払いたいのよ。
夏の一日と冬の一日の先にある一日を見たいのよ。
CD屋の帰りに寄った本屋で久しぶりに芸人さんが題材の小説を見つけた。明日から読む。