1月のエイトライブ

日付詐称でツイートから転載と加筆。(2014/1/29)


エイトライブ
1/21 新宿レフカダ 19:30


日中馬車馬のごとく働いて、ほんとに無理矢理行ったエイトライブ。無理して良かった。なんなのあの企画の多幸感。「パンクロックで日本酒のテーマ曲を歌う風藤さんを出演者全員がしゃがみこんで見ていて、当てた滝沢さんが優勝」があんな幸せな光景だなんて思えるかい?

  • 新宿カウボーイ「ものわすれ」「交通事故を見た」
  • 鈴木奈都「熟女」「熟女」
  • トップリード新妻「誘拐犯との電話」
  • 風藤松原「風藤が主人公の小説を考えてきた」「俺なりのおとぎ話」
  • アルコ&ピース「ブスが共感する歌」「ケンタと漫才」
  • 村瀬雄一「椅子を使った物まね」「自然と笑みがこぼれる人」
  • マシンガンズ「通販」「女の話」
  • メンソールライト「(ミラーボールとしか書いてないので忘れた)」「まことちゃん
  • トップリード「お宅訪問」「こんにちは赤ちゃん」


風松のネタはこのままの形ではこの先見る機会があまりなさそう……って年明けてからのネタほとんどそうなんだけど(笑)。特に後者は、松原さんの脳内ワールドそのままお盆に載せて出してきたみたいで、これをひとりで考えてるのかと思うとやっぱり底知れないお人だと思った。なのに理系。
トップリードが見た事ない古いネタをやってて、こう言うときににんにんのHPの手帖を繰るのがトップリードの醍醐味ですねー。No.86「お宅訪問」だった。2本目が不朽の名作「こんにちは赤ちゃん」。初めて見たときは新妻さんあんなきれいにファンデーション塗ってなかったなぁ。


企画はボケチームとツッコミチームに分かれて、お題のテーマ曲を作って歌って味方にそれが何か伝えると言うゲーム。出演者がみんな楽しくなっちゃって、引き分けだったから「もう一回やろう!」ってなったのにお題が足りない!ってお手伝いの人が焦っちゃってるのが微笑ましかった。
MCだったにんにんも参加したくなっちゃって、そのお題出してた人にMCやってもらおうとして、マシンガンズだったっけ、誰かが「その辺の公園でやってるんじゃないんだから」って言ってて笑った。そこで和賀さんと新妻さんの対決にシフトする機転と来たら!
新妻さんがやったパンクロックを「全然違う」と言った風藤さんが最後の問題をやることになって、しばらく眼鏡外してたんだけどあれは何するつもりだったんだろう。お題見えないから結局かけてたけど。そんでベロ出して飛び跳ねる風藤さんを出演者全員が見守るあの幸せな光景ですよ。
上手側に風藤さん、下手側にそれ以外のみんながしゃがんだり中腰になったり折り重なるようにして、心底楽しそうな顔をして完全に客席に横顔を見せていた。ステージが光っていたのはライトのせいだけじゃない。まぶしいほど幸せな光景だった。
エイトライブでは平子さんの振る舞いが外のライブと全然違うし、マシンガンズの確かな脱線力が凄いし、太田の中堅の普段と違う魅力が溢れまくっているのでお笑いライブ好きな方には月笑より遥かにお勧めです。毎月やってて発展性はあんまないせいか満席ではないですが、ほんと楽しい。皆を好きになる。
太田プロは大手過ぎて自分が支えてる感もないし、ものすごくどうしようもない不満とかない分執着もしづらいから自分に太田ファンって属性があるとは思わないんだけど、たまに今日みたいに、ああこれが幸せだって感じるのは太田プロ好きな人だけだろうなって瞬間があって、たまらない気分になる。


風藤:まっつんにハイタッチさせたらたいしたもんですよ
松原さんの作った酢豚の歌(バラード):なぜそこにパイナップルが〜