暮れの元気なご挨拶

今年ほど大晦日の実感がない大晦日もめずらしい。
今年も皆様お世話になりました。


お笑いのことでは、今年はなんと言っても、風藤松原の単独ライブとTHE MANZAI決勝進出が見られた年でした。そして風藤さんと松原さんが同居を解消された年。
単独が終わった直後、「初単独から決勝までの、いちばん良い4年間を見せてもらったのかも知れないな」と思いました。もちろんこれが終わりじゃないし、来年から彼らの状況がさらによくならなきゃ嘘だろと思ってはいますが、あくまで私のスタンスとペースで見るにはこの4年間の風藤松原がいちばん最高だったんじゃないかと。そう思える姿を見せてもらえたことが幸運で幸福でした。見てる間はわかってなかったんですけどね。そして来年からも最高!って言ってると思いますけどね。


自分のことでは、自覚はあるんですが、今年の後半から「書かずにはおさまらない」というもともとの性質がひどくなってまして、ちょっとどうかと思ってはいます。
私がブログを書くのはもう完全に自分のためで、ライブに来られなかった人のためでも、ましてや芸人さんのためでもなく、ただただパッションを文字にしないと消化できなくて仕事に支障が出るのです。で、「公開する」という縛りがないと完成させないから公の場に置いているだけで。
しかし年の後半に極個人的なことで思うところがありまして、しかしうっかりデータにするとどこに間違ってアップされるかわからないと思ったときに、メモにペンで延々書き始めて、あー、公開できなくても書きたいのか、これはもう依存っぽいなと。


そんなわけで「続きを読む」の下にも延々なんか書いてありますが別に読まなくても良いことです。書きたくて書いてるだけで。
来年からの普段のエントリも、まぁ、ざっくり読んでいただければ嬉しいです。
と言っている今も、カラオケナイトと忘年会の感想書きたくて仕方ない。


そんなわけで皆様よいお年を。


(ここから「続きを読む」以下です)
今日の昼間は高校時代からの仲良しと会って話しておりまして、改めて己の人生の凪っぷりがどうかと思ったんですが、まぁもう仕方ないのかしらんという気もしています。
目下の悩みとしましては、最近またツイッター使っちゃってるナーというのが一番大きいですかね(平和)。6月にツイッターを止めて、その時は正直言いまして他人の意見・感情に対して軽く恐怖症のようになっていまして開きたくても開けなかったのですが、芸人さんのリストと仕事でどうしても必要なリストから読み始めて、最近はまた普通に読めるようになっています。さかのぼったりはしませんが。


そして読めるようになると、読むだけはやっぱり申し訳ないなーと思ってしまうのです。たいした情報なぞ持っていませんが。あと、自分が行ったライブの感想でTLが沸いていると、やっぱり加わりたくなっちゃうんですよねぇ。こないだの忘年会の時とか、児島さんのトークライブの時とか(まぁオール明けは単純にブログ用に長い文章書いてると途中で寝ちゃうってのもあるんですけど)。


私のアカウントはいまだに570フォローくらいして頂いているんですが、ブログの更新ツイートを出してそこからブログまで来てくれる人は大体70〜80人くらいです。フォローしてくださっている人の内何人が私のツイートを読んでいるかというのはわかりませんが、「強制的に」目にさせるという点ではブログよりツイッターの方が良いんだろうなと言うのはまぁ、考えるまでもないことです。
ただ昨日1年のライブまとめをやってて、ツイートもしてた11月〜12月あたりのライブを収拾するのが本気で大変だったので、やっぱりライブの感想はブログだけの方が自分の利便性的には絶対良いと言う気はしています。ツイッターは実況とか、残す必要のない物だけの方が良いかなー。


実況と言えば、テレビと言うか民放はもう本気で好きな人を見る装置で良いやというのが来年に向けての抱負と言うかあきらめみたいなことです。
書いてなかったんですが、テレビの「リアル脱出ゲーム」初回放送時にいたく感動しまして、毎回ほんとうに楽しみにしています。テレビというメディアでしかできないことを見たのは、昔ウゴウゴルーガ2号で、テレビくんが「皆さんのお家にお邪魔しまーす」と言って画面に顔だけを写したとき以来でした。ああ私はテレビにこういうことを期待していたのか、私はテレビの内容と言うより、メディアとしての可能性が見たかったんだと納得しました。だから内容を見ることができないのかと同時にあきらめもつきました。
私は、本が好きで、その割に中身を作るのには興味が持てなくて印刷屋になったという人間なので、たぶん、メディアの内容よりガワの方が大事なんだと思います。学生時代は「メディアはメッセージである」とかかじってたし。


メディアと言えば、年末に突然、絵画という全く予想のメディアが飛び込んできて、今楽しくてしょうがないです。
今はもう止めてしまわれた、ジャニーズのことを書かれていたダイアラーさんがあるとき歌舞伎を見て、「こんなおもしろいものを知らずに過ごすところだったの」と戦いていたのをよく覚えているのですが、まさに同じことを群馬の絵の前でつぶやいていました。こんなことを、知らずに過ごそうと思えば過ごせるところだったのか、いっそ怖かったです。
果たしてこれが山口晃画伯個人への興味で終わるのか、現代美術に興味が広がるのかわかりませんが。まぁどこに行っても人につくタイプのオタクなのは変わらないと思います。


最後まで読んでくださった方がいたらほんとうにありがとうございます。
どうぞよいお年を。