風松のFM、ダリハニのAM

先週、先々週と風藤松原がやった「耳笑い」ってラジオを聞きながら歩いてたら、通勤路で踊り出しそうになった。危なかった。
やっぱり好きな人たちのラジオは良い……! 何気ない会話でもにやにやが止まらぬ。
松原さんはライブでは風藤さんのこと大抵「風藤」って呼ぶけど、ふたりのときは「あんた」って言うよね。そこが良いよね(たぶんなんでも良い)。聞いてたら、風藤さんもいつもは「まっつん」ばかりだけど「あなた」って言ってるなぁ。


1週目、上京してきたときの話をしてて

風:その作家の仕事を、それを振りきって僕と東京に来てくれたわけですからね
松:まぁまぁそらそうですよー
風:ほんとに?
松:あんな必要と、されるっていうのは嬉しいことですよ
風:うん
松:あなたにもう誠心誠意これ捧げようっていうね、僕はそう言う覚悟で来てますからね
風:ああ、ありがたいですね。でで、そのふたりで上京してきて……

風藤さん流した(笑)。その後例の松原さんがプレステ2だけ持ってきた話をしたんだけど、それ東京でうまく行かないと思ってたからだったのか。「松:風藤も、諦めて帰っちゃうんじゃないかなと思って」「風:1年ぐらいでね」

風:(東京に)軽い気持ちで来たんですよね
松:うん!
風:うんって(笑)
松:軽い気持ちで
風:それがもう10年経ちましたからね。今は太田プロダクションに、ええーお世話になって
松:結構ねー、あっという間でしたねー
風:あっという間でしたよ。ま、これからまぁ20年30年ね、続けていきましょう
松:あらー、良いですね。ロマンティック!
風:ロマンティックなの(笑)? え、現実的に頑張っていこうよ
松:あ、そうですよねぇ
風:ロマンスを語ってる訳じゃないんでね
松:あ、ロマンスの神様

一見良い話してるっぽいのに絶妙にかみ合ってない(笑)。
ああたまらん。残業で午前様になったのに文字に起こさずにはいられないこの無駄なパッション。


しかし会話は普通なのに、説明とか告知になると風藤さんがえらいこと噛み倒してたと言うかつっかかりもっかかりしてたなーと言うのはその後ダーリンハニーのANNRを聞いて思った。初とは思えないダーリンハニーの流暢さ。いつものふたりって感じーって言えるほどダリハニのふたりが喋ってるとこ聞いたことないのが悔しいわ。太田プロ、頼むからダリハニのトークライブ……!
鉄道オタクとUKオタクの、ダーリンハニーのすごいところはまったく方向の違うお互いの巨大な矢印をまるごと受け入れて寄り添えるところだ。それはそのまま衆目の通訳にもなる。普段目にするときはナガシが吉川さんの鉄道をサポートしてることがほとんどだけど、ナガシのUKと、てかナガシのナガシたるところ全部を受け止める吉川さんもすごい。オタクは専門外に疎いものだけど、ダーリンハニーは相方の専門に対する懐の深さが自分の専門のそれに近いのではないか。よく、芸人さんが相方の子供のことを自分の子供みたいなものだと言っているのを聞くけど、ダーリンハニーにとっては相方の専門は自分の専門みたいなものなのかな。
て言うか子供のこと言ったの他ならぬナガシだったわ。ツイログに残ってた。Tarking Academyのときだ。

2011年4月7日
きたく。眠い。ダーリンハニーのネタは好みのとそうじゃないのが半々くらいなんだけど、クリスマスに続いてトーク聞いたらどんどん好きになるなぁ。ものすごいバランスのコンビ。吉川さんの娘さんのことを「自分の子じゃないけど自分の子でもある」と言う長嶋さんにコンビの責任感を見た。
posted at 00:14:37

つーかもう聞けば聞くほどナガシがたまらん。左利きなのにサードだったナガシ。反転して投げるナガシ。長嶋だからサードのナガシ。それをおかしげに笑いながら当たり前だと思ってる風の吉川さん。
UKあるあるを心底楽しんでるナガシも良いなぁ。学生時代自分たちでANNやってテープに吹き込むくらい好きだったのに、ちっともDJっぽくない。ナガシはナガシ。
ニッポン放送が飛び降りた後の新撰組ベイスターズもアホみたいにおかしかったー。ナガシの歴史的知識が不思議と勝負にはまって勝ちっ放し(笑)。
近況より来日! ネタにはつっこむのではなく知識で返す! こんなラジオもあるのかー。わーまたやってほしいなぁ。曲かけるコーナーもやってほしいし。どっかでレギュラー持ってくれないかなー。FMでも良いよー!