塚本さんの歌った「プライマル。」

今日はお弁当作ってカレーを煮て衣替えをして夕飯を作るという家事の特異日なのに、昼ご飯作ったらあまりそっち方面の調子が良くないことがわかってしまってどうしよう。ちなみに昼ご飯は鶏ソーセージとほうれん草とトマトのパスタ。



味はおいしかったけど手順がイマイチだった。さあどうしよう。休憩した方が良いのか、無理繰りにでも家事モードに持ってくべきなのか。とか考えてて結局なにやら書きに来ていると言う。






木曜日にロックンロールカラオケナイトに行ってきて、その写真が600枚以上あったんでそれをお友達に見せられるようにしたいしブログも書きたいんだけど書き始めると衣替えできないの確実なので取り急ぎ塚本さんのことだけ。



今回の盛り上げ番長はなんと言っても塚本さん。何かネタっぽいことをやったのではなく、選曲の全部がすっごく良かった。塚本さんのお人柄に合ってて、盛り上がれて、しかも上手で。これきっと全部しっかり考えた上に練習してきてくれたんだろうなー。


bambiさんがセットリストを上げてくださってます。感謝。
スーサイド×バンビ [ロックンロールカラオケナイト]13/10/17・・・セットリスト


「ズルい女」のときはちょっと芝居がかったりしてサービス満点。ラブレターズは溜口さんの演技力と、溜口さんの澤口さんを引き出して笑いに昇華する塚本さんのネタ書きとしての才能ばかりに目がいってしまうけど、あの溜口さんとやりあえる塚本さんの演技力もそら確かに決まってるわなーと見事なアクターっぷりを観ながら思った。



カメラ目線ありがとうございます。やさしいえがお


塚本さんが歌ったTHE YELLOW MONKEYの「プライマル。」を買って昨日からずっと聞いてる。これがイエモンのラストシングルなんですね(知らなかった)。この歌は永遠の中学生みたいなラブレターズにすっごいぴったりだった。
でもなんかずるい歌だなーってのも思った。

紅塗った君がなんか大人になってしまうんだ
悪いからずっと見とれてた


ちょっと前に読んだこの本の

深澤:女性は、その幼児性にふたをして「大人の女」になって「大人になれない男」を支えていくものと思い込まされてるんですよね。

「長く働いている人は幼児性が強い」P118

ここのところを思い出していた。
私は十代の頃の夢が書生を囲いたい(ありがち)だったので、むしろ大人の女になりたいと思ってたんだけど、こないだ、あー私にはそういうのも無理なのか、結局大人の女になんてなれないんだなって思うことがあって、なかなかに落ち込んでるんだけど男にとって女は簡単に大人なれるのが当たり前なんだろうなと思ったらなんかもう誰に対してかわからないけど無性に腹が立ってきて

手を振った君がなんか大人になってしまうんだ
さようならきっと好きだった

ってなんでそこでさようならなんだよ! 一緒に子供でいてって言えよ! どうせ高校か大学入ったら筆下ろししてくれる年上の女に都合良く出会ってそれこそ大人の女に支えてもらったあげく結局同い年の女とくっつくんだろー!と途中から完全に村上春樹作品の主人公への呪詛を唱えていた。


昨日この歌だけを延々聴きながら上野駅を歩いていて、なにを乗換ばっかりうまくなってるんだろうなって泣きたかった。芸人さんが歌う乱痴気騒ぎ(ちょう楽しい)きっかけで何考えてるんでしょうね。自分でも思う。まぁでも、無理なことを目指すよりは無理とわかった方が折り合いもつけられるでしょうそのうち。とりあえず今日はカレー煮ないとだけど。