次があった時のための覚書

JAL名人会
8/29 内幸町ホール 18:30


JALの機内放送用の演芸を公開収録してる」なんてお笑い見るようにならなかったら絶対知らなかったろうなぁ。なんなら機内放送の存在すら知らなかった。飛行機に乗らない。
前日のFKDでだいぶん疲れていたので、離席しやすい後ろの端っこでいいやーと開場時間の18:00に内幸町ホールに行ったら、すでにずらーっと並んでいて50代以上と思しき人が多数。男の人の方が多く見えたけど、普段とのギャップでそう見えただけかもしれない。半々くらいかも。
私はふつーにローチケでとったんだけど、たぶんなにか優待があっていつも来てますって人が多いんじゃないかなー。落語好きな人がご贔屓を狙ってきてるのももちろんあるだろうけど、開演前にプログラムを見ながら「一人も知ってる人がいない」って言ってる人がいたりもしたので。
長丁場だから、開演前にロビーでお弁当食べてる人がいたりおにぎり持ってきてる人がいたり、お芝居の開演前みたいだった。


前座さんがネタをやってからスタート。めくりの寄席文字が「JAL」のとこだけすっかすかで小さくて、なんか変だった(笑)。
風松は2番目で、19:00すぎくらいに登場。収録だからかいつもよりはっきりきっぱりしゃべってて声も張っててなんかすごい新鮮だ! 最初に「風藤:こちらが松原くんで、見ての通り白くて長いので……」「松原:こっちが風藤くんで、身長が170cm、体重が50kg……」と自己紹介でなくお互いを紹介するのがかーわーいーいー! 見に来てよかった。かわいいだけじゃなくつかみから受けてた。
ネタはタクシードライバーからのことわざ。いやー受けてたー。松原さんがボケるたびにどっとわいてたー。風藤さんがかぶせた時もわいてたー。ことわざもたくさんやってたんだけど、どんどん勢いづいてて最後はたたみかけるみたいになってたなー。おもしろかったー。
尺は10分ぐらい。終わったあと後ろに座ってた人が「(風松を)知らなかったけどおもしろかったなー」と感想を述べ合っていてひとごとながらうれしかった。
次の三遊亭竜遊さんの「片棒」まで見て帰ることにした。祭囃子が華やかで楽しくて面白かった。その時点で20時くらい。


前に漫才馬鹿一代に行った時も、文京区の皆さんがこぞって来ておられるのだろうかという独特な客層で、そこで風松は大喜利漫才をやってつっこみが聞こえないくらいの爆笑をとっていた。普段のライブの客層とは違う人の前でネタやるところ見るのも楽しいものだなぁ。