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THE MANZAI当日にオードリーANNに来たとき、スタッフさんがインカムで「Hi-HiのオールナイトニッポンRが決まるかも」と言っていたそうだけどこんなに早いとは思わなかった。
やっぱりああ言う賞レースは、「こいつらになんかさせたらおもしろいかも」って思ってもらう場なんだろうな。そしてそう思うやいなやの機動力が、やっぱりラジオは素晴らしい。
仮眠とってまで久々に２部を聞いたけど、いやーおもしろかった！
「Hi-HiのオールナイトニッポンRー！」でBittersweet Sambaがかかったときにはやっぱりちょっと感動してしまったなぁ。こういう、誰もが知ってて誰もが憧れるものがずっと変わらずにあってくれるってのは、ほんとに良いことだなぁ。人の夢を叶えることができる歴史。
レコメンの時も思ったけど、Hi-Hiの声はふたりの区別がつきやすくて良いなぁ。けっこう生で見てる人でも、ラジオになると区別がつかなかったりする。
生で長時間やるのが初めてと思えないくらい、落ち着いていて、でも個性が出ていて、これは年齢が良い風に作用してるんだろうなぁ。そしてラジオはやっぱり違う一面が出るもんだ。ガンちゃんがすごくしっかりと進行してた。
随所にふたりの仲の良さが現れていたのも聞いててすごく気持ちが良かった。トラック運転手の時もバンドの時もずっとふたり一緒だと、自分で言っておきながら照れて黙っちゃうガンちゃんとか。
そんなガンちゃん、終始「上田さん」呼び……！ あんなに名前呼びたがらなかったのに！ プロ！ でも寂しい！ いや冷静に聞けば第三者がいない場所で「うちの人」ってあんま言わないから、「あなた」って言うであろうところをわかりやすく「上田さん」って言ってるんだけど、でも「うちの人」が一回もなかったのは寂しいぜ……。
後半の、ミュージシャンの名前の籤を引いて上田さんが適当なことを言う企画、大丈夫かな？と思ったんだけど曲が流れた瞬間にふたりそろって爆笑してそれですっかり成立してしまった。人柄。
THE MANZAIの話から、「足立区」のくだりをずいぶん詳細に話していた。ネタの内訳をすごくまっすぐに。
あけっぴろげで包み隠さない。でも、この間オードリーのANNに出たときに、若林氏に上田さんは辞めるとかそういうこと見せないよね、と言われて「見せないよ、それでやってきてんだよこっちは！」と言ってた。隠していることは隠しているとも言わない。でも、胸襟を開いてくれているように見える。ひとことでいえば、大人なんだろう。中高生の心鷲づかみじゃないのこれ。
若林氏もラジオで言っていた、色々質問していることについても「岩：知ってる人が教えてくれって話ですから」。気負いのなさが良いなぁ。
軽くって軽やかで、仲良しで朗らかで、でもどっしりしていて安心して聴ける素敵なラジオでした。ぜひともレギュラー化をお願いしたい……！
オールナイトニッポンRがオールナイトの２部になるそうだけど、枠は決まってるのかなぁ。ラジオを聞きたい芸人さんがたくさんいる。磁石もエルシャラもハマカーンも三拍子も、もちろん風松も。テレビはCSまでぱんぱんで、ラジオもそうだけど、でもやっぱりラジオにこそ若手に広く門戸を開放して欲しいと改めて思った。
