今年の話

ライブ105本か……。ついに100本超えてしまった……。おかしいな今年は地震と松原さんの入院があったから減ってると思ってたんだが(風松がライブに出ていなかったのは4/10〜4/28と、10/1〜11/13。あと太田プロは3月いっぱいライブ自粛してた)。


今年は良い単独ライブを色々見ました。特に磁石の「プレミア」、キャプちゃんの「全回転」、あと単独じゃないけどHi-Hiのトークライブをきっかけにそれぞれのことが俄然好きになってしまい、普通のネタライブでも見たい人が増えてしまうという。
磁石はかっこよく、キャプちゃんは可愛く楽しく、Hi-Hiは仲良くおもしろく、それぞれ違ってみんな魅力的。
休養して復帰した浜口浜村が来月自主ライブをやるのでそれも楽しみです。ますます好きになれればいいな。
風松を除くと今はこの4組が格別好きです。


単独と言えばトップリードの「二日坊主」はやはり出色の出来で、新妻さんの「ひとつの作品を作り上げる」という完璧主義にも似た気質は単独でもっとも良い風に発揮されるんだろうなーと思いました。
月笑でおろすネタはどんどんふたりの関係性だけが多様に深くなっていくのに対して、単独のネタでは関係性がクローズアップされるものはなかった、というか、見ているこちらが気にならなかったというのはなんでかなと考えています。


今年はなんと言ってもFKDが始動して、1年経ってみたらトップリードがKOC決勝に、Hi-Hiと磁石とアルコ&ピースTHE MANZAI決勝に進出していました。なにもかもがFKDのおかげとは言わないけれど、Hi-HiはFKDがなければこの結果はなかったんじゃないかなー。
メンバーが躍進することによって、今度はFKDが楽しくなってきていると、この間のオールナイトで感じました。FKDみんないとおしくて仕方ない。FKDが好きすぎて、彼らがほとんど出ないもんだから年末年始の番組に見たいものが無くて今年けっこう暇な年末を過ごしています。


「どのライブが一番面白かったか?」と考えると、どうしてもスペシャル感のあるライブが印象に残っているのですが、今年はK-PROさんのレギュラーライブの意味がものすごく大きかったということも、同時に思います。8月に連日で見たトッパレと漫才5コント5が、ああこれがライブと言うことか、ネタを見るだけじゃない、今の彼らと今のライブシーンの空気を丸ごと見るのがライブを見ると言うことかと感じ入るライブでした。


yardメンバーがチーム感を増して、そしてライブのメインにいるんだという自覚からどんどん素敵なライブになっているのも楽しみのひとつです。来年も見続けたい。
見続けたいといえば「トン子」も。東京のコントの脈動が感じられ、それ以上にう大さんの頭のおかしさにおぼれることのできる見逃せないライブです。このライブから生まれた「校歌」でラブレターズがKOC決勝を決めたのはできすぎていたようだけど、東京のコントのひとつの流れはきっとここから生まれると思う。


風藤松原に関しては、正直、冗談抜きで「元気で漫才しててくれればそれで良い」としか言えない状況だったので……。なんだろうな、期待するとかしないとかじゃなくて、あのふたりがいるといないでは私にとってライブの意味もお笑いを見る意味も全部変わってしまうので、ほんとに、元気にふたりで漫才してくれればそれで良いです。その上でおふたりが頑張るなら頑張ってくださいとしかもうほんとに言いようがない……。ほんとファンにできることなんて何にもないんだなーと痛感しました。
贅沢言えば、いっぺんでいいからキャラを乗っけないしゃべくり漫才を見てみたいです。でも見られないとしても、できる限り見に行きます。好きだから。


3月の地震があっても、被災地にいない私は結局年の暮れにはHi-Hiの躍進を見て「いい年になったねー」とか言えてしまうんだなー。
そんな自分の薄情さを思いつつ、3月の自分の精神状態の異常さを思えばその方が良いのかも知れないとも思ったりします。でも忘れちゃいけない。
自分が健康で、好きな漫才師が健康で、世界が平和であることの貴重さを知った年でした。もうちょっと穏やかな形で知りたかった。