年の瀬ですね。
風松がまだあんまりライブに出ないのでブログに書くこともないです。
昨日のTHE MANZAIの挑戦会は色々高ぶりすぎて疲れました。決勝を楽しみにしたいです。
すっかり音楽のライブから足が遠のいております。でも今年は星野源に行ってるからまだちょっと増えた方かな。
最近は、お笑いのライブに行った後、そこで使われていた曲を聴いて楽しかったライブを思い起こすのが好きです。わからない曲は、ツイッターで教えていただいたりしています。ありがとうございます。
そこで、芸人さんにまつわる音楽のプレイリストを作ってみました。
2.「コスモス」Jitterin' Jinn
- トン子 vol.1、2
世話人かもめんたる・う大さんの狂気が全編を貫くコント師のみのライブ。けっして親切ではないライブだけれど、東京のコントの現在と未来が詰まっている、と思う。
「トン子ちゃんが集めたコント師のライブ」と言うコンセプトのためか、客入れ、客出し、ブリッジには女性ヴォーカルであるジッタリンジンが多用されている。
ジブリアニメの曲の8ビットアレンジも使われている。ジブリアニメの主人公の少女性を連想させるというのはうがちすぎだろうか。
3.「ミラクル・ハイウェイ」Daito Music
- キャプテン渡辺初単独ライブ「全回転」
やけに前向きな女性ヴォーカル曲。モグラ芸人脱却の宣言かと思いきや、CR秘宝伝の曲で、キャプテン渡辺のブレなさを再確認した。
OP映像で、この曲をバックにアルバイトの制服から、芸人としての正装(スウェットとタオル)に着替えたときのかっこよさときたら。
パチンコ台のサントラがあるのにはびっくりしたが、誰が歌っているかわからないのにはもっとびっくりした。
4.「満たんポケット」SUPER5
そんな今をときめくキャプテン渡辺も所属していたアイドル?グループ唯一のオリジナル曲。ご縁あって音源を聞かせて頂いたんだけど、これがもうかなりまっとうなアイドルソングでけっこう好きだ。
おもしろいのが、この歌の歌詞は、キャプテン渡辺が初単独ライブのフライヤーに書いていた言葉とほとんど真逆であると言うこと。
私は「夢は叶う」とか思ったことがないので、キャプちゃんのフライヤーの言葉がとても好きなのだけど、アイドルソングはどこまでも前向きでなければならないと言うこともわかる。
ふきだまってよどんでいる芸人であっても、アイドルを名乗るからにはとことん前向きなことを歌う。
そこをちゃんとしているこの曲は、しっかりとアイドル曲だと思うのだ。
5.「アライブ」磁石
- 磁石単独ライブ「プレミア」
年末に大ネタが。磁石の単独ライブのネタ中で使われた曲で、終演後CDが売られたのだがあっという間に長蛇の列で売り切れてしまい、買うことができなかった曲。それが、DVD発売に合わせてなんと配信で販売。しかもまさかiTunesでも買えるとは思わなかった。なんとなく。
極端に音痴な訳でもなく、ただ声量が足りないという、それをごまかすためなのかやけにエコーがかかっていたりBGが妙に時代がかっていたり、とにかくじわじわおもしろい。そしてこれを聞いて、歌ってる永沢さんの声ってさっさんにそっくりだと思った。
6.「4645」RADWIMPS
真っ昼間に行われたトークライブの、客入れ、客出しの曲。三十路の芸人が昼酒を呑むライブになぜプロポーズソングなんだろうといつも不思議だが、単にこのアルバムを頭からかけているだけのようだ。
7.「Daydream Believer」ザ・モンキーズ
- ラブレターズ単独ライブ「LOVELETTERZ MADE 2」
初単独でありながら「2」と言う奇妙なライブの、トリのネタ「愛は万人に」で使われた。
この曲が流れている間ずっと、笑いながら泣いていた。泣けば良いのか笑えば良いのかわからないのは、「木更津キャッツアイ」の和田アキ夫のシーン以来だったなぁ。
いつかどこかでもう一度このネタが見たい。
8.「星降る夜になったら」フジファブリック
9.「TEENAGER」フジファブリック
特に開幕シリーズの印象が強い。他にも「若者のすべて」「記念写真」など、フジファブリックが多用されていた。阿諏訪さんによるとスタッフさんのセレクトとのこと。
「星降る〜」はすっかりうしろシティのテーマ曲のように思っている。「覚めた夢の続きに期待をしてる」は、バツイチ同士のうしろシティの今のようだし、「バスに飛び乗って迎えに行くとするよ」は、阿諏訪さんが金子さんのところにネタ合わせしにいくところ。
「TEENAGER」は、「君にも僕は求めたい」のところがぴったりだ。自分自身のおそろしく高い水準を、相方には当たり前のように求めるうしろシティに。
10.「初期衝動」まつきあゆむ
- うしろシティ単独ライブ「ヘラヘラ」
角座の中で、会いそうで会わないふたりのOP映像に合わせて流された。角座=新宿=「東京の夕陽がきれいだな」。
うしろシティには若い人の歌がよく似合う。年齢としてはそこまで若い訳じゃないのに、あの可愛らしい見た目のせいだろうか。
11.「ラブ・アンド・ドリームふたたび」Flipper's Guitar
- トトト vol.1
ダーリンハニー吉川さんと、どきどきキャンプサトミツ氏による電車とトイレのトークライブの客入れの曲。
この直後に別のライブで阿佐ヶ谷ロフトにいったときもかかっていたので、阿佐ヶ谷ロフトにある音源なんだろうけれど、開演を待つ間に一杯飲んでその後出てくるのが東京きっての文科系眼鏡妻帯者ふたりと言う至福の状況にぴったりだった。
12.「Hey Julie」Fountains Of Wayne
- トップリード初単独ライブ「イッピキムスメ」
あまり軽々しく使いたくないが、たぶんこのまま「伝説」になるであろう初単独ライブのOPで使われた。絵本の世界でボックスステップを踏むトップリードのふたりと、この曲は可愛くてちょっと切なくて、今でもありありと思い出す。始まった瞬間から完全なるトップリードの世界だった。可愛くて可愛くて、泣きたいくらい可愛かった。
13.「NO.1」スネオヘアー
言わずと知れたUNOバンドの曲。皆一度は好きな芸人にこれを歌ってほしいと思ったことがあるのではないか。芸人のかっこいいところ情けないところを余すところなく歌い切っていて素晴らしい。
この曲に乗せてFKD48が打ち合わせしたり笑ったりネタ合わせしたりじゃれたりしてるプロモでも作られたらと想像するだけでおかしくなりそう。
磁石がTHE MANZAIきっかけで売れて、FKDでアメトーーク出て、FKDでunoのCMやって、FKDの番組ができればいい。そんな好きなことを思う。