店と家とは

久々に凝ったのつくってみたよー。



今は休刊だか廃刊だかになってる雑誌「wa.sa.bi」2006年3月号に載ってたのをたまたま見つけて作ってみました。「本マグロのステーキわさび風味ポテト卵黄ソース」と言うらしい。
ふつうのページじゃなくて「雑誌名にちなんでわさびを使った料理」を提案するコーナーだったようで、まぁめんどくさい(笑)。ひと皿の中に漬ける・茹でる・裏漉しする・揚げる・網で焼く・フライパンで焼くが全部入ってるという。揚げると裏漉しは省きましたごめんなさい。
こういうの見ると、やっぱり店でできることと家でできることは違うよなあと思う。店ならフライヤーもあるだろうし、茹でる湯も常に沸いてるだろうから手順が多いだけですむけど、家じゃそうはいかない。しかも今うちコンロ1口調子悪いし(知らんがな)。
逆に言うと、プロの料理人が家庭用にレシピ考えるご苦労が忍ばれるというものです。ちなみにこのレシピはKIHACHI総料理長の鈴木眞雄さんのもの。


苦労した甲斐があってほんっとにおいしかった! マグロは赤身の上安いものだったんだけど、これはじゃがいもの力だなぁ。牛乳とバターが入ってるの。裏漉しする気力がなかったから潰しただけにしたんだけど、次は裏漉ししよう! 労力惜しくない! と言うくらいおいしかった。その上に載ってるのは卵黄をたまり醤油に漬けたものです。崩して混ぜてマグロにつけて食べるのだね。
後はレタスとトマトのスープ。汁物は腹がふくれて良いよね、と言う母と統一の見解。