2009年最後の月笑

楽しかったー!


年間1位のトップリードと、年間2位の風藤松原マシンガンズ(同率)によるクライマックスシリーズ。他の芸人さんのネタ順も年間順位を20位から。司会は彦摩呂氏。


風藤松原は一番手で「いちどでいいから見てみたい」。いっぺん松原氏が盛大にとちるが後は順調。前に聞いたことあるのが多かった。もうここの漫才は好きすぎて、出来不出来が判断できない。いつ見ても楽しい……。
マシンガンズは……なんだっけ。結果から言うとマシンガンズが勝ったので、2本目とごっちゃになって思い出せない。流行語大賞に文句つけたりしていた。


結果発表のとき乱闘のくだりがあって、松原氏が派手な飛び蹴りをしてそのまま舞台に落下した。
悔しくないふりしながら実は悔しい松原氏。来年がんばります。この後マシンガンズはトップリードと対戦する。


クライマックスシリーズ以外のネタは、和服で落語風漫談のメンソールライトと、ショップにきた農協の人の火災報知器がおもしろかった。火災報知器はほんとにおもしろいなー。うざい先輩じゃなくてもこんなにおもしろいのか。


ゲスト。ハマカーンはクラゲ、スイカ割り、焼きとうもろこしの海辺メドレー。これバラバラでは見たことあるけど長いとこんななのか。浜谷氏がいっかい噛んで、ちょっとブレーキかかった気が。
敗者復活頑張れの気持ちで拍手をした。


柳原可奈子氏は「女子大生マミ@お台場のゲーセン」。圧巻。


年間1位のトップリードは初めて見るネタだった。「デートとお見合い 理想と現実」。
物凄いベタドラマ風なデートに始まり、理想と現実の対比と言うわかりやすいコントと思いきや、実は今現在はお見合いの席であることがわかり、さらにお見合いの理想と現実が……とどんどん構造が組み替えられていく。おもしろかったー! 最初に見た「10年はやい」もオチでおおおおと思ったんだけど、これはそれが複数回ある感じだった。


結果発表兼エンディングに、マシンガンズは帰り支度完璧で現れた。スーツの入った鞄片手にマスクとマフラーまで装備。「どうせトップリードでしょ。負けたらどういう顔していいかわからない」。


結果はトップリード圧勝。発表前も後も出演者総出で乱闘。これはマシンガンズがいるせいなのか、太田プロのカラーなのかわからないけど、みんな楽しそうだな。
マシンガンズが「今日いいとこひとつもない!」と吠えると後ろから風藤氏がマイクをとって「それ俺らですよ。3分ネタ1本だけ」。


スポンサーの代表取締役社長が乱闘に巻き込まれたとき、普段は緞帳と同化してる松原氏が乱闘に参加して社長を一本背負いしようとしていた。なにがしたいんだ。


トップリードは喜びコメントで単独ライブやります宣言の後に「こんなことがないと単独ができない」と言って「軽い事務所批判やめろ!」と言われる。
さらに「こんなことがないとDVD出せない」と言って以下同。


ハマカーンは神田氏から敗者復活にでますと告知。浜谷氏は「太田プロの層の厚さを感じました」と言って神田氏に「お前は何者だ」と言われるも、「それに比べてケイダッシュの薄さ」と続けると、神田氏も「オードリーひとりしかいないのか」と乗っかる。


大人数で乱闘するものだから社長がはけるタイミングを逸したり(笑)、長引いたみたいだったけど(18:30開演21:10終演、撤収リミット21:30)年忘れのお祭りでほんとに楽しかった! 好きな人どんどん増えるなー。
トップリードの単独は行くぞー。そんで来年のキングオブコントはトップリードと火災報知器に頑張ってもらいたい(気がはやい)。