白泉社が新しく出す雑誌に宇仁田ゆみ氏と中村明日美子氏が描いていると言うので買ってみた。
上記２名が目当てだったことからもわかるように、私の漫画の嗜好はけっこうどメジャーなので、音楽と違ってインディーズはさっぱりわからんのよね。
たぶんこれ、たまらん人には悶絶もののラインナップなんだろうな、と言うのはわかる。その気迫は誌面から伝わってくる。まぁでも私はやっぱりMelodyとネムキの人でした。あ、でもぴょんぴょんで育ったネムキ読者なので、同じ雑誌に同じ人が複数描いてるのは無条件で好き。
そして、売野機子氏の作品を読めただけでこの雑誌を買って良かった。ちょっと大島弓子っぽいと言うか……（いや大島作品だったら最後完膚無きまでに容赦ないか）。描写も、間も、緩急も、最近とんとなかったような、なんというかとても叙情的な漫画で、すっかり虜。２番目に載ってた方が旧い作品なのかなーとお見受けしましたが、まぁただの勘なので違うかも。
この方の作品は、いずれまとまったら絶対読む。きっとその筋ではもう有名な方なのだと思うので、「見つけた」というのも失礼にあたりそうだけど良い作家さんを知ることができて嬉しい。なんだかんだ言って、この方の作品が載るのならたぶん２号も買うでしょう。
応援しますとも白泉社。
しかし私は隔月刊とか季刊とかの雑誌としか馬が合わないんだろうか……。
