おいしいごはん

土曜日に南極料理人を見た。(以下ネタバレ)
なので今日の夕飯は唐揚げ。ちゃんと2度揚げしたのでカリカリでしたよ。
ドームふじ基地のみなさんは、ご飯を食べて「おいしい」っていちども言わなかった。
無言で食べ続けた。
それを見て「西村くん」は微笑んで、それから箸をつけた。
おいしいって言わないのか。
それでも、あんなに満足げに笑えるのは、「西村くん」がごはんの意義を
おいしいごはんの意義とちからを知っているからに違いない。
すべての感情を微笑みで表すという役者の、面目躍如の微笑みだった。


それぞれの問題が噴出するのが、日が沈んでからと言うのがとても腑に落ちた。


「おいしいものを食べると元気がでる」


それがすべての映画だった。
それは最近、生活のすべてではないかもしれないけど
すべての基本だなぁと思っていることだった。


かもめ食堂のおにぎりは大きかったけど、
南極料理人のおにぎりはぶ厚かった。
あれ一個でぜったい五勺以上ある。


高良健吾氏がちょうかっこよかった。
ユニコーンの主題歌が流れている間ずっと鳥肌が立っていた。