詩歌の窓

朝日新聞の夕刊に詩歌の欄が復活してるーーーーー!!!!! しかも読みたいと思ってた石川美南氏だ! ありがとうありがとう朝日新聞! ひっさびさにおたくにしといて良かったと思ったよう!


いやぁこないだから「頼むから詩歌の紹介を復活してくれ、朝日新聞の売りなんて折々のうたしかり朝日歌壇しかり、詩歌につよいってことだけじゃないか、谷川俊太郎の作品載せてればいいと思うなよ、新年度からどうか頼むから」というメールを頭の中で数十回こねくり回していたんだけど、今日見たらいきなり復活してたよー! しかもタイトルが付いてるぜ(以前はなにもなかったはず)。「あるきだす言葉たち」これから激しく楽しみにしています!
いやぁすげぇ! 念じて通じることもあるんだな*1! これはお礼のメール、いや手紙を書かねば! そしてこれは週イチですか、月イチですか。週イチ激しく希望!
もうこれがないとあたらしい詩人歌人俳人に巡り会う機会がなくって……。短歌雑誌とか読めば良いんでしょうけどどうにも好みの率が低いし、かといって、結社の数は多すぎてどこが自分好みなのかもわからんし。「書かないで読むだけ」の人ってよっぽど少ないんだろうか。手がかりがなさすぎる……。まぁ私の熱心さが足りないんでしょう。


本棚を片づけていると、借り物の興味は続かないと言うことがつくづくわかる。誰々さんがおもしろいと言っていた、と言う、出自のはっきりしたものほど読み返さない。新聞の書評とか、ある本の参考文献とか、不特定多数に向けて発信されたもののなかから自分が拾い出したものが、ながくのこり、あとにつづく。
そのせいか、後から見返して楽しいものって、私の場合、手紙でも写真でも日記なく、「新聞の切り抜き」なんだなぁ。今の興味のルーツはここだったのかと思い出す楽しさ。その中でも朝日新聞が以前週に一回詩歌を取り上げていたあの欄の切り抜きの多いこと。真中朋久氏も、千葉聡氏も、和合亮一氏も、矢部雅之氏も、みんなこの欄で知った。


やっぱり、雑誌が必要なんだなぁ。ある程度、自分の好みに沿ったフィルターを通ったマスに向けての情報のカタマリ。Olive通ってクウネルにも天然生活にもリンネルにもうかたまにもエココロにもnidにも行けなかった人向けの雑誌激しく希望……。結婚でもしてればニナーズだったのかな……。

*1:某事務所のせいで希望とか期待という言葉はすっかり忘れました