今年いちばんの

おおおおおおもしろかったーーーーーーーー!!!!!!!


プリンセス・トヨトミ

プリンセス・トヨトミ


ほんとは大阪本用サブアカに書くことなんだけどこの感動はどこで何度叫んでも良いでしょう! 恥ずかしながらこの方の作品を読んだのは初めてで、かんっぺきに大阪目当てで読んだんですがもおおおおおもしろかったおもしろかったおもしろかったよーーーー!!!!!
帰りの電車から読み始めて一気読み。普段は家ではあんまり読まないんですが止まらない止まらない。地図! 大阪の地図と見比べて読み直したい!
もう後半ずっと涙目。グッと来てと言うのもあるけどもう仕掛けとおもしろさに涙目!
他の作品も大阪ではないけど関西のお話なんですよね? まとめて読みます!


以下、ネタバレと言うほどではないですが先入観をもたれる恐れがあるので未読の方は読まないでくださいね。


私が大阪の人間だったら、と言うのは大阪の本を読むときいつも思うことでこれはもうほんとに詮無いことですが、大阪のことを外から読むからこんなにのめり込んでおもしろがれるのかなーと言う気もするので、それはそれ、楽しめていると思うのです。
しかし今回はそれに加えて「男だったらもっと……」と思わされた。くやしいなぁ! 男でないと、これ、いちばんの泣き所はきっと理解できないんだと思います。
と思ってたら最後の最後でみごとにうならされて、あまりのうまさに完全に脱帽です。すごいとしか言いようがない。
大阪の男でも、大阪の女でもない私ですが、この本を手に取れて良かった。超一流のエンタテイメントでした。大阪ばんざーい!


あと、大輔のまわりの人々が大輔の決意を受けとめる姿が、『大阪ハムレット』の「乙女の祈り」のヒロ君を受けとめる人々によく似ていて、どっちの時もああ、良いなぁと、房総の住人は思ったのですよ。


大阪ハムレット (1) (ACTION COMICS)